銀座に所用があったついでに、七丁目の資生堂パーラーの斜め前にある
「椿屋」に立ち寄りました。
この間、打ち合わせで入ってコーヒーがたいそう美味しかったので。
リッツカールトンのレジデンスに暮らしている頃、六本木の
椿屋にはよく行っていたのに、コーヒーが美味しいととりわけ
感じたことはなかったのですが、それ以降よほどまずい
コーヒーばかり、飲んでいたということでしょうか。
椿屋のコーヒーが美味しいのは、コーヒーカップにロイヤルコペンハーゲンを
使っているからかもしれません。薄手のカップの口当たりがいいのです。
わが家にもありますが、タバコをぷつりと止めてから家でコーヒーを
飲むことがなくなり、たまに欲しくなるとコンビニの紙コップので
済ませていたのですが。
香り高いコーヒーを片手に、呉善花さんの名高い著書「スカートの風」を
読んでいるのは至福でした。
ところで、わたくしが呉善花さん(帰化して現在は日本人でいらっしゃいますが、元々韓国の方です)と
親しいといって、わたくしを「朝鮮人」と罵る人がいるそうで、その下卑た性根に二の句が告げません。
呉善花さんとお付き合いがあれば朝鮮人、なら共著をお持ちの櫻井よしこさんもそうなのでしょうか。
といって、わたくしは別に朝鮮人呼ばわりされたとて、傷つきはしません。差別心も偏見も
所有はしていないからです。
総体としての韓国人や在日の方たちの言動を取り上げて批判、追求することはありますが、個々の人々を
総体でひとくくりに罵るような下品なことは致しません。
またわたくしと美輪明宏さんとの交流を、その思想においてとやかく言って来る人がいるのですが、
思想が同じだから、違うからということをわたくしは交流の基準とは致しません。
それこそ、三島由紀夫氏と美輪さんとは思想的には水と油でしたが親友でいらっしゃいました。
わたくしは、その具体的逸話を美輪さんご本人からうかがっています。
ある会・・・・憲法改正を是とする保守たちの集まりでしたが、そこにいる人々の
ある種の臭さに辟易として二度とそこには行ってはいません。主宰の方には
いまだ共感、尊敬の念を抱いていますが。
思想を共にするから、人として好きで付き合えるかというと、それはあり得ません。
その逆も真なり。
国籍、思想の前にまず人ありきです。
それにしても、いきなりアクセス数が急増すると(ああまた、どこかでわたくしに関して罵詈雑言を
書いているのだな)と思っていたのですが、このところアクセス数の変動はさしてなく、といって
悪口雑言自体はまだ続いているよしにも聞くので、誰も書かれてあることに関心を抱かなくなったのか、
書いている2人組の素性が知れ始めたのでしょうか。
犯人について書くと、相手を刺激してエスカレートするのがネット犯罪の特色なので控えるように担当刑事さんからはアドバイスを受けているのですが、文章の流れでつい書いてしまいました。
それにしてもネットに関わる犯罪については、結論が出るまでうんと時間がかかることを
初めて知り、いささか驚いています。歴然と犯罪がそこにあるのに、1年間はかかるようです。
それともケースバイケースなのか・・・?
誤変換他、後ほど。