内館牧子 銀座のママさん(がみちゃん) 藤真利子
と付かず離れず30年来のお付き合い。
奇しくもこの日が真利子ちゃんのママの命日。
お墓でさんざん泣きじゃくったその足で駆けつけてくれた真利子と
まずは二人で。
そして次に、ガミちゃん。
最後に現れたのが内舘。
内舘の顔と、黒い洋服に金粉おびただしくキラキラ。
長い付き合いなのに彼女は初目撃で、やはり少し驚いていた「なんなの?」と訊かれるが
わからない、と答えるしかない。「天のほうと、つながったのかもね」
「じゃあ、あたしの骨折治る?」「治るんじゃね?」と無責任。
真利子は席がはずむほど、帰宅してからまた泣いてるんだろうけど。
また騒ごうね。次は遅めの新年会だな。
真利子の本の宣伝。
友達のだから、というわけではなく 掛け値なしにいい本です。
文章が過不足なく正確で、まあ彼女の文章は知っているのだけど
念のため訊いてみたら「自分で書いた」そう。手書きなんだそうだ。
金銭の不如意など、包み隠さず書いてある。
「嘘書いたら、ママに叱られるから」
しかし、これは真利子にも言ったことだけれど、それだけ恋しく泣ける母を
持てた幸せ。
母を憎んで憎んで、その憎しみの牢獄から抜け出られない人も驚くほど
この世には多い。(実は今、それを脚本の一人物に託して書いている)
内舘の出した本(何か訊くの忘れた)も売れてるそうで、めでたい。
金粉も盛大に降ったことだし、きっと売れるんじゃね?