原稿を書きながらネットで調べ物をしていたら、 須田慎一郎さんの言葉にぶつかった。
ふと読み、目が釘付けに。
「我々は戦後教育で洗脳教育されてた。情報源が限られ毎日のようにNHKと朝日新聞。天声人語が受験で出て、宿題で書き写しさせられたので洗脳されて当然。今の若い世代はネット等で情報を判断出来るから羨ましい。次世代に託したい」
https://www.trendsmap.com/twitter/tweet/951720736053342208
ネット情報を蔑み、NHKと朝日新聞の言説を金科玉条にしている世代があり、
それはでも、おそらくあらゆる世代にも大同小異またがるのであろうと思うのだが、
しかし時代はゆるゆるとながら真実に近づきつつあるのかな・・・・と
期待を抱かせなくもない須田慎一郎さんの言葉で、よくぞ言ってくださった。
有名税と言われるほど有名でもないのに自らも虚妄を書き立てられネット情報の、時にでたらめな様は
身をもって知悉しているし、情報の相当多くがフェイクであり真実に見せかけた
陰謀論であることも事実ではある。
しかしながら、現代のあらゆるメディアの中でネットにこそ100%の
真実が潜むこともまた事実。
その100%を拾い上げ、他を捨てる選択眼が現代で最も求められる教養であろう。
須田さんは56歳だそうだが、しかしまだしもまっとうに物事を識別できる
柔軟さがある世代。
よく言われるように団塊の世代が、これは教育の被害者であろうがまことに酷い。
あられもない言い方をするなら、これらの世代が徐々に上のほうにせり上げられ、
この世を去って行く時に、時代はようよう真実を見据え始めるのであろうか。
マスコミが触れず、また美化して嘘に加担しているあのこと、このことについても
ぎょっとするほどの真実はネットのごみの山にこそ、密かに仕込まれ光を放っている。
電波の一隅に携わり、また情報番組である時期コメンテーターとしてテレビの一翼を微量ながら
担って来た身が、偉そうに言うのも何だけれど、ひとたび真実を見知った目と耳で
テレビに接すると、そのあまりにもしらじらしい嘘、美化の仮装をさせた
フェイクぶりに恐怖すら覚えることがある。
ここは、いったいどこの国。
北朝鮮を嗤えない。
ネットを湯水の如くつかいこなし、真贋を見抜く柔軟さを持つ若者に期待すると同時に
自らも感性と思考は、この世を去るその間際まで若く、しなやかでありたい。
誤変換他、後ほど。