まだ、いわゆる保守の人達は安倍総理の平昌出席にショックを受けたまま、
立ち直れないでいるようだが・・・・私は先に述べたように、これまで肝心のところで
周辺からの圧力で折れてしまうところもある安倍総理の「歴史」から、出席は
あり得ると踏んでいたので、憂鬱ではあるがさほど衝撃を受けてはいない。
ただ、ドラマの最終話に向けて専念せねばならぬところこうして要らぬことを書いているところを
見れば総理の平昌出席に相当の不安は抱いているのかもしれない。
胸がざわつくのだ。安倍総理に万一があった時は麻生さんが立ち、麻生さんは
外交に関しては安倍さんより、きっぱりしているから・・・・・などと
早々意見を述べる人もいて、私などはドキッとしてしまうので、まだ腹が
くくれてないのだろう。このたびの安倍総理出席にはそれだけの、危険が
つきまとう。
これは私の願いだが、今回のことで五輪のいかがわしさ、汚さに目覚めて頂きたいのだ。
いつまで、私たちはこの偽善的で馬鹿馬鹿しい政治ショーに浮かれるつもりか。
目先の感動に全てを忘れ、東京五輪の次はまた浅はかな開催を望み誘致にお金を使うのであろう。
誘致なったとたん、いかほど利権や政治が絡み汚い光景を見せつけられたか、
どうぞそれを忘れず、大人たちは次の世代へと語り継いで欲しいのだ。
文在寅大統領の目的は南北統一であり、平昌はそのための舞台づくりに過ぎない。
選手がいかに五輪に賭けるか、その熱度を否定はせぬけれど、しかしながら
スポーツの純粋性を遥かに上回って、政治的意図がそこに醜く横たわっていること、
どうぞ忘れないで欲しいのだ。
昨日今日、五輪に異を唱えているわけではなく、誘致なったその日から私は
五輪誘致の不当と危険性について書いてきた。利権や湯水の如く使われる予算があらわになる前から、
である。いや思えば石原さん時代からの大金を捨てながらの誘致活動を批判して来た。
いまさら遅いが、日本は選手団を派遣するべきではなかった。選手個人の参加で
十分だった。それで国際的に責めを負うなら負えば良い、
この機会に慰安婦の嘘、竹島という領土の韓国による不法占拠、日本人の拉致被害を
全身全霊、政府と国民が打って一丸、国際社会に訴えればよい。
そのことで「国際社会から孤立する」などという言い分は、左の方角から
投げつけられる虚妄の脅しに過ぎない。
すでに多くの国が、五輪自体のそして平昌のまやかしには気づいている。
敗戦によるGHQの日本弱体化政策により日本人は牙を抜かれ、腑抜けにされて久しい。
もう気づけ。いいかげん、目覚めよ。
そういう意味では、韓国の歴史を捻じ曲げ、嘘までつきまくっての国威発揚の「熱心さだけ」は
見習ったほうがよかろう。
しかし、同民族だから南北統一可能というのは夢物語にすぎない。
韓国は、北の所有する核まで手に入れつつ統一の甘い夢を見ているが、
そうは行かない。
まず経済格差をどうする。
ドイツの統一の例を口にするが、経済格差が比較にならない。
西ドイツと東ドイツの経済格差は3対1だったそうだが、南北朝鮮のそれは
そんな生易しいものではなかろう。
国民の５％が毎年餓死しているという現状を見れば良い。北朝鮮の人口からして
毎年１００万人程度は飢餓で命を落とされているのではないか。地獄絵図であろう。
もっとも、餓死の正確な年間パーセンテージを知る根拠は持たない。しかしながら
相当数の割合ではあろう。
兵士さえ飢えている状況なのだ。https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20171014-00076747/
海外向け平壌の近代化ぶりや、平昌参加の美貌の女性たちはテレビスタジオのセットのようなもの、
裏に回ればベニヤ板なのだ。平壌を一歩出れば、半島北部は極寒極貧の阿鼻叫喚。
西ドイツは、人口不足で東を受け入れる素地が十分にあったが経済破綻寸前の
韓国が、餓死国の国民を受け入れれば体力は一気に失せ、共倒れである。
そこはまあいい、韓国民が選んだ大統領と国民の選択である。
ただ、ほぼ間違いなく破綻した時彼らは日本を頼る。
そこは覚悟しておいたほうがいい。その時、お金を払う連中が日本には巣食っているのだと、
腹に据えておくべきだ。自分の懐から出る金なのに、あまりにも無頓着。それは
韓国や中国など反日国支援のお金のみにとどまらず、目先の小銭には目の色変えるのに
国家の名のもとに湯水の如く使われる冗費については、何も言わない。
北朝鮮の経済を大きく支えているのは、日本からの送金であることも見据えておこう。
軍事費のある部分もそうであろう。
もはや南北朝鮮は、「同胞」などでありはしない。比較的統合が上手く行ったドイツでさえ
西と東のドイツ人の気質の差に愕然とした。ほとんど、異民族というほどの差に狼狽えたのだ。
霊的な見地からは類は友を呼び、同じエリアに集う法則だが、歴史的にある一定状況が作る
異質の環境下で生きる者同士は、自然に乖離、変質するのである。
「南北の経済的格差を緩和させ、異質性を乗り越えながら次の段階に進む」
という金大中氏の言葉を文在寅大統領は金科玉条となしているようだが、甚だしい
現実遊離であろう。金大中氏の時代よりもっと南北の基礎的格差は激しくなっている。
統一がいざなった時の経済理論に関しては無知で、私は述べる資格を有しない。
だが、文系の頭でも想像はつく。
いずれの形にせよ、韓国が破綻した時、彼らは日本を頼る。断れというのは
容易い。しかしながら戦後７２年、安倍総理の言うレジウムは鞏固であり、
喜んで南にも北にも金を差し出す連中がいる。そのことは腹に据えておくべきだ。
五輪ごとき、まやかしの平和の祭典に浮かれている場合ではないのだが
テレビでは誰が、どの国が金を獲ったの逃したのと日々絶叫、その騒乱の中で
人々は本質をまた見失って行く・・・・・。祭りの軽薄で愚かしい騒乱の中で真実を
見失う。
安倍総理の無事を衷心より祈る。
一介の物書きの分際で、また要らざることを書いてしまった。
誤変換他、後ほど