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おあつらえの曇天

誂えたばかりのメガネを踏んづけて、壊してしまい、予備は二つあるのだが、安物なので
ローマに行く前に新調しておこうと思うのですが、今日は幸い曇天、夜は雨だとかで、
家にこもるには絶好の。

というわけで、晴天の風の心地よさについふらふらと外出する足を止めて、室内に
垂れ込め、新たに書きたいドラマの筋立てをつらつら考えています。

ストーリはまだ五里霧中、書けそうな断片は霧の切れ間にふと姿を見せるのですが、
一つの物語としての全容を支えるには、まだ柱足らず。

というわけで、書くという工程の中ではもっとも混沌としていて(果たしてこれで書けるのだろうか)という
おぼつかなさ、楽しくはない試行錯誤の霧の中で、考えこんでいます。

霧が晴れた瞬間の、あの開放感を待ち望みつつ。

 

 

誤変換他、後ほど


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