昨夕、三田佳子さんと食事の約束で銀座はちょうど、
夕刻から夜への端境期、薄紫にたそがれる頃合いで
一番好きな時間だ。
ところが、「銀座風月堂」がこの間、界隈の下見をしていた
にもかかわらず、行けども見当たらず。
万一の時は訊けばいい、と思っていた交番が
クローズ。約束の時間は刻々迫って来るし、
花屋の店員さんに訪ね、何とか時間どおりに
着き三田さんはすでにいらした。
白木のカウンターでの食事で、込み入った話は
出来かね、それでも時々ヒソヒソ話で声を低めた
会話もそれはそれで面白く、つつき合い笑い転げて
店主に「楽しそうですねえ」と言われ
「ダチ。古くからの付き合いなんです」そう
答えて、酔鯨の杯を重ねて延々3時間半。
わりにお会いしているのに、よく話の
種があるものだ。
三田さんとの食事には、私がハーブティをお持ちする。
午後はカフェインを避けていらっしゃる三田さんのためで、
ポットで持参したごぼう茶を、全部飲んでくださった。
酔鯨は初めてだったが、癖がなく店主いわく「料理の
邪魔をしない」酒。飲みやすかった。
誤変換他、後ほど。