アメリカの経済制裁に反発するイラン全土で、糾弾デモが
行われていて、星条旗が焼かれているようだが、
こんなことをする国がかの国々の他にも
あるのだなあ、と心が冷える。
何はともあれ、相手国の国旗を踏んでも焼いても
そこに生まれるのは憎しみでしかないだろう。
日本人が国旗を焼く性質を持っていないことが
頼もしく思われる。
話題は一転ーー安田純平氏のことであるが、
この方への疑義はもろもろ言われていて
私も不審に思う点、複数あるのだが証拠の
あることではないので、うかつに書けぬ。
ただ一つ言えるとするなら、安田氏の行動の
結果としてテロリストか「人質ビジネス」の輩に3億円が
むざむざ渡されたことである。
日本国家が何らかのツケを負わざるを得ない。
ジャーナリストとしての義を言いかばう
人もいるが、それほどの代償を払って安田氏が、日本にどんな
情報をもたらしたのであろう。
日本にとってはシリアという迂遠な地の情報より、
新疆ウイグル自治区で何が行われているのかが
喫緊事かと思われるが、安田氏はなぜウィグルではなく
シリアを選ばれたのであろう?
お金にならないからか、命の保障がないからなのか、
とつい言いたくなる。