性善説が通じない韓国

原爆と東北大震災を反日の材料に用い、かたわらナチス賛美とも
取れる言動があった韓国のヒップホップグループに
文化勲章が授けられることに対して、韓国内で
猛然と反対が沸き起こっている、という報道の
見出しを読んで、ああやはり韓国にも良心はある、と
なごんだのだが・・・・

彼らの反対は「日本に謝罪したけしからんやつらを顕彰するとは、
言語道断だ」というもので、やはり韓国、どこまでも韓国なのだと
軽い脱力感と共に得心したしだい。

彼らに性善説を期待した自分をしかし、恥じはしない。
至らぬ所多々あれど私は日本人だ。

「お天道さまに恥じないように」という
神道に根ざす倫理観が血の裡に流れている日本人を
誇りに思う。その価値観ゆえに、相手もそうだと
思い込んでしまう甘さが、それにつきまとうにしても。
それでもこの国民性を誇りに思う。

竹島の調査を名目に韓国の海洋調査船が島根県隠岐の島町周辺の日本領海内に
侵入した。それに対して菅義偉官房長官の声明はこうだ。

「わが国の領海または排他的経済水域で、わが国の事前の同意なく海洋の科学的調査を行うのであれば受け入れられない」

これを「抗議」とおっしゃるのだが、相手に「善」はない。こんなぬるさで、通じる
ものか。

「政府として、このような調査が行われた場合には、調査中止を求めるなど必要な措置や申し入れなどしっかりした対応を取ってきている」

「しっかりした対応」ではないから、毎度同じことが繰り返される。

相手の倫理観は、日本人のそれとは画然と異なる異族なのだ。

旭日旗への理不尽な扱いに端を発し、ヒップホップグループや
それに類した女性グループの、日本人へ投げつけてくる憎悪に、
民間はやっと相手の、ただごとならざる様に気づき始めている。

戦後７３年間、同様の憎悪の唾を吐きかけられ続けているのだが、
やっと、それに国民は目を向けた。

さて政府、どうする。ずっと「遺憾」と「抗議」という
無策を続ける気か。

「ジャパン・ハウス」などという、所詮民間の努力の上に立った
日本宣伝館に費やす税金があるなら、反日国の反日対策に
回したらどうだ。ジャパン・ハウスは「戦略的対外発信」と称した
腑抜け外務省発案である。