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Channel: 井沢満ブログ
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言霊

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言霊というものは、あるのだろうかふと思ってしまうのは、かつて

「ダイエットというものを一度してみたいものだ」と口走っていた

時期があるのだが、その時は周囲も笑い私もよもやその日を

迎えようとは夢にも思わず。

望まぬことは口に出さぬほうがよいのかもしれない。

「元気でいたかったら、よく食べなさい。時々ドカ食いをして

胃を広げておきなさい」とある方に言われ、ドカ食いを試みたりしたのだが、

苦痛だった。

満腹感という、あのしどけなく体が緩み、脳には霞がかかりまぶたが重くなる

あの状態もとても嫌であった。

すべてに尖って鋭角に生きていた最中である。

少食状態を長く続け、胃酸過多で胃潰瘍をやらかしてから

極力食べるようにしたら、それが習慣化、どんどん

口に入れる量が増えていき、そこへタバコを止め、ものの味が

解るようになってから更にエスカレートして現在に至る。

今日一日、空腹を感じたら酵素ジュースを飲み、それだけで

とりわけ、痛痒は感じない。

もともと食べることが好きでなかったので、その状態に心理をいったん

リセットする感じ。食べないって爽やかだなあ、という思いもある。

ただ「食べている人が結局元気」という言葉にも、説得力があるので

心を決めかねている。

頬がこけるのが、老化か病気の徴でもあるし。

最小限しか食べない暮らしも選択しようと思えば私は出来なくもない。

胃がカラだと、まず頭がシャープに動く。胃に行く血流が脳に回るからだろうか。

迷いながら食べる・食べないのサイクルを上手く暮らしに取り込めないかと

考えている。

たとえば1日おき。あるいは3日食べて、1日絶食、とか。

徹底的にやるタイプなので、10日間抜くということも出来なくはないが、

もとに戻す過程が厄介である。流動食から始めて復食しないと

体に負担がかかり過ぎる。

体内浄化という意味では、蕁麻疹体質の私には断食は

必要なことだとも思う。

以前は本格的な断食道場があったのに、最近はダイエット目的の小奇麗な

サロンばかり目につく。

厳寒に滝に打たれたこともある程度にはストイックなことも

やれないではないので、そういう指導者がちゃんとついた

道場なら一念発起、食断ちして瞑想写経三昧もやれなくはない。

・・・・・・どうも2日食べて、1日抜くというのが現実的なような気がしてきた。

このサイクルだと、付き合いで食事が入り込んでも翌日抜けばいいや、というふうに

調節できるし。過度に贅肉を感じたら、サイクルを時に逆にすればいい。

1日食べて、2日から3日抜くサイクル。

さしあたって、2日食べ、1日休むサイクルを試してみよう・・・かな?

今の、2割ほど胃を小さくすればいような気がする。


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