通貨スワップというのはご存知でしょうが、外貨不足に陥った際、自国通貨と交換で相手国から融通してもらう仕組みのことですね。
相互補助が基本ですが、しかし経済力の格差がある日韓通貨スワップは、
実質的に、日本から韓国への一方的援助です。
信用のある円とウォンがどだい、対等ではあり得ないのです。
リーマン・ショックの時、韓国の経済破綻を救ってあげたのは、アメリカと
それから日本でしたが、韓国というのは少なくとも日本に対しては
感謝はない、というよりも恩を仇でしか返しません。
助けられておいて、日本の通貨スワップは、ケチで出すのが遅過ぎたの
果ては役に立たなかったと、いい放題です。
朴槿恵大統領の代になって、日韓スワップ完了でやっと「腐れ縁」が
切れてすっきりしていた矢先、またもや経済的足腰の弱い
韓国が危なげになって来たようで、日本に色目を使い始めています。
さんざん、殴りつけてきておいて必要なときには助けろよと
言ってくるあちらのメンタリティは承知していますが、困ったことには
舛添都知事もそうですが、国内には叩かれようが、ツバを吐きかけられようが
韓国を助けたい一派がいます。
そういう人たちが、韓国に出かけロッテホテルで開かれた「日韓経済人会議」とやらで「日韓通貨スワップ協定」の復活を求める共同声明を採択していたのが、はや今年の5月です。
国売り人としか言えないでしょう。しかも、会場がロッテホテル。
自衛隊のイベント会場になっていたのを、前日にキャンセルという
道義上あり得ない無礼を日本に働いたホテルです。
ウォンなど世界経済の信用度では紙くずです。
しかし、日本や米国を足蹴に中国に擦り寄っているのだから、今度は
日米にすがってはなりません。中国の元が、いかほど世界で信用が
あるかどうか、韓中通貨スワップを結んで助けてもらえばいいのです。
人民元経済圏に移行すればよろしいでしょう。
元々の宗主国にお里帰りするだけのこと。
日韓併合が気に食わぬと、戦後70年間日本を叩き続けているということは、
日本が清の奴隷国状態から開放してあげたのが気に食わないの
でしょうから。
あるいは、ソ連に併呑されるのを日本は黙って見ていたほうが
よかったのでしょう。それも国防上日本には剣呑であったので、
結局やらざるを得なかったのが歴史の必然性です。
もともと、朝鮮に自主独立する覇気と力がなかったからこその
必然です。
もし日韓通貨スワップを再開するような動きがあったら、そこで動く
政治家の価値観は間違いなく日本にはなく、韓国に軸足を置く
似非日本人というべきでしょう。
日韓通貨スワップの再開は絶対にいけません。