某駅近くの中華料理屋で食した、チャーハンに「ふわとろ」の半熟卵を
かけたのが、絶品だったのでわざわざ本日出かけたのですが、
折悪しく「準備中」の札。
ランチタイム以外は夕方からの営業なのかもしれません。
しかし、いったん舌に巣食った味はもう、
離れない、引き返せないでしょう?
そこで、わたくしのとった次なる手段は、同じ駅のそばにある、
オムライス専門の店です。カウンターだけの小さな店ですが、
当たり外れがありません。オムライスだけで
多品種を出しているのですが。
わたくしが頼んだのは、ふわとろ卵のオムライスに、牛バラ肉の
長時間煮込み、デミグラソース添え。
およそ、料理の腕はオムレツで分かると言われていますが、
ここも、絶品ですよ。チャーハンにかけるふわとろ卵は
中国人シェフの腕前ですが、この店は日本人。
そして、「お主、やるな(ニヤリ)」と思わせるのは、
濃厚デミグラソースなのですが、
熱々のオムライスの上に、刻みに刻んだ冷えたトマトを載せて、
冷暖・食感・濃厚さっぱりの
相反するものコラボ。
トマトは、実は苦手なのですが「分相応のわたくしが、すみません」と
いう佇まいで刻みに刻まれた細かいトマトが、遠慮深げにひんやりと、
熱々ふわとろ卵の上に載っているので、邪魔にならないのです。
話は一転、受験生は今頃大車輪でしょうか。受験生の夜食に、
自分で出来るメニュー。
昔、某女流作家さんのレシピで見た「オイルサーデン丼」というのが
あります。
油を敷かないフライパンに、缶詰のオイルサーデンを中身全部、
汁ごとあけて、軽く温める。
それを、汁ごと熱々ご飯にかけて刻んだ万能ねぎを散らすだけ。
ご飯さえあれば3分ですね。
七味をふりかけてもよし。
まぁ、味はそこそこです。オイルサーデンを好む人には
美味しいかもしれません。私はかつて好きだったのですが、いしだあゆみさんに
教えたら早速作ったらしいのですが「油っこくて、わたしはだめ」と
いう感想でした。
世田谷区の住宅街に長く暮らしていたのですが、徒歩数分距離の
イタリアンが、いまだわたくしのランキングでは都内ベスト3に
入るぐらいなのですが、安いのです。
わたくしは週5日はここで、ランチをとっていました。
その中で、アンチョビとガーリックのピザというわたくしだけの
特別メニューを作ってもらっていました。
わたくしが行くとその日は客足が増えるというので、随分
食後のコーヒーをサービスしてもらいました。
この店が閉じてしまったので、アンチョビガーリックピザを
探したのですが、見つかりません。
そこで一計、宅配ピザでマヨじゃがをクリスピー生地で
頼み、プラストッピングでアンチョビをオーダー。でも
それだけでは足りないので、家で更に瓶詰めアンチョビを
散らし、同じく瓶詰め刻みガーリックを載せたら、
かなり近い味になりました。
アンチョビは全部家で載せればいいようなものですが、
しかしそれだと、アンチョビがカリッと焦げてないので、
ちょっと違うのです。
次回は、プラストッピングのアンチョビを3倍に増量出来るかどうか、
試してみようと思います。