Quantcast
Channel: 井沢満ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1913

東京都の韓国学校への土地貸与について

$
0
0

都庁に電話してみました。

概略、その結果をお伝えします。担当の方のお名前も伺いましたがそれは
必要ないと思うので省きます。

まず、朴槿恵大統領から要請があり協議したのがこの3月。

電話では「協議」という言葉を担当の方は使われましたが、
当時の舛添氏の口ぶりでは、すでに決定事項のような
ニュアンスで、ガタガタ言うな、というごときかなり高圧的
印象を私は抱いています。また、舛添氏の韓国大統領との
2ショットの写真を執務室のデスクに飾り、また姓名に
ハングルのルビを振るごとき、大統領への傾倒、韓国への
親しみを思うと、知事ご自身はやる気でいらしたような
印象を抱いています。

土地貸与は都知事の専権事項であると思います。

ハンディのある子たちの特別支援学校建設要請があったことについて
問うと、都立高校跡地は道幅が狭く車椅子の往来に不自由なことがあり、
すでに他の用地を確保したというお返事でした。⇒(以下、この箇所、後述)この説明のまやかしはすぐ、解りました。http://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/874536c614b2529fbd24ed331bfbd519

まやかしと言っても、窓口担当の方の責任ではありません。あくまでも
知事に帰するところでしょう。

・・・・報道によれば、舛添氏は特別支援学校からの要請があったこと
自体を「知らない」とされていて、しかしながら都議会で取り上げられていた
ことを知らないというのは妙だとは思います。

「協議」はまだ具体的には進んでないそうで、これについてはひとまず
安心しましたが、都民からの思わぬ激しい批判に停止状態なのかな、
とも思いました。(これに関しては質問してないので、推測です)

貸与しようとしている土地は6000ヘーベーもあり、それだけ
広大な土地が必要なのか、現在学校がある土地に増設では済まぬのか、
一説には韓国学校は定員割れしていると聞くが? と問うと
それは韓国からの打ち返しもなく、解らないと正直に困惑したような
担当の方の声音でした。

今ある土地からの移転なのか、今ある土地は持ったまま新たに
土地を借りるのか、とその質問に対しても、その後韓国政府から
何も言って来てないので「解らない」というお返事でした。

これもまた奇妙な話で少なくとも舛添氏はご存知のはず。
内容を精査せぬまま安請け合いしたのなら、それもまた無責任極まる話。
少なくとも都庁の窓口担当職員に、こんな大事なことが伝達されてないのです。

相手が韓国に限らず、貸与しようとしている土地が防衛省と自衛隊駐屯地、
皇居、靖国神社に至近で外国に貸与することは防衛上の危険が伴うのではないか、とこれは意見として知事にお伝えくださるとのこと。

また学校の敷地として貸すと、児童の教育権、人権がからみ
いざ返却を要請しても戻ってこず、おそらくは国連なども乗り出して、
結局は永久貸与の形になるのではないか、ということも意見として
お伝えくださるとのこと。

とりわけ韓国は中国、北朝鮮との流動的関係性もあり、私は都の要地貸与は個人的に不安が伴うと思っています。国防上の意味で、です。

念のため、韓国学校に貸すなというごときことを言っているのではありません。
韓国に限らず、外国に貸与するには相応しくないのではないかと、申し上げています。他に都の土地がないわけではないのです。

海外出張の折の過度の贅沢、政治資金の私的流用については、私が言うまでもなくもうさんざん電話が行っているでしょうし、改めて言いませんねと言うと、苦笑交じりにほっとした気配が電話から伝わって来ました。

ユネスコへの外務省佐藤地氏と、岸田外相の考えられない初歩ヘマによる
「騙され登録」の時、外務省にかけ続けても全然
担当部署につながらなかった時に比べ、スムーズでした。

しかし、スムーズなのも抗議がさほどではないからかもしれず、それはそれで
困ったことです。ユネスコ問題の時は問題意識が全国規模であったせいか、かけても、かけても担当部署につながらなかったのです。あるいは「話し中」を口実にブロックされていたかな・・・・・?

韓国政府からの再プッシュがないこと、それから舛添氏が当分、ご自身の
政治資金問題への対応に忙殺されるであろうことから、韓国学校への
土地貸与は当分宙に浮いたままかと思われます。

しかし、気を緩めず見張っておきたいと思うのです。牽制のメールや
電話が出来るだけ多く必要だと思います。

都庁に限らず国にも、宮内庁にさえ意見をいう場は開かれています。
むろん一人では無力ですが、束になると力になります。
官邸とて、気にはしているのです。それも相当に。

最初はハードルが高くても、一度電話すると、こんなものか・・・・と
ハードルは一気に低くなります。電話に勇気が持てぬならメールで。
但し、理性的に落ち着いてどうぞ。窓口にいる人が、何か
失態を犯したわけではありません。

ただ外務省に関しては、私は全体の体質に憤りを覚えているので
冷静でいられる自信がありません。何かで、かける機会があったら、
深呼吸してからかけることにします。

私は通知電話で、自分の居住地と姓名を名乗って電話しますが、
むろん、非通知でも構いません。

ただ、コピペによる大量メール送りつけなどは、そこに
心はこもらず、単に迷惑メール扱いで終わり・・・・
下手をすればアラシ扱いで逆効果だと思います。
個人が思うこと真摯に訴えれば、相手も人間ですから
伝わります。

舛添氏が辞任なさるかどうか知りませんが、辞任なさった時
都民がしっかりしてないと、また(こういう言い方をすると失礼ですが)
ババを掴まされます、たとえ与党の応援だとて。与党もさまざまな
党内人事力学で動いていて、必ずしも公明正大ではありません。

都知事選は単なる地方自治体の選挙ではなく、日本の
国に関わることなので、全国規模で関心を持って頂きたいのです。

今度の知事選については、先のどうにも選びようのなかった・・・・・
消去法で選ぶしかなかった立候補者ばかり、ということでなく
きちんと、責任を持てる人物を推す義務が自民党にはあります。
党内人事力学など、都民も国民も関係ありません。
舛添さんなんか推して、このていたらくです。

後釜で出そうな人は即座に二人浮かびますが、これも困りますね。

いっそ、女性という選択肢もあるのではないですか?
但し相応しい人材であるならば。
安倍内閣では「女性の時代」とやら謳い文句先行に「女性だから」とそれだけで選んで、続けざまコケています。立候補者の幅を広げるという意味での女性提案であり、女性のほうがいいという性別による案ではありません。

知事が短期で辞め、また失脚するたびに選挙に莫大なお金が飛びます。
それを思うにつけ、尖閣資金を置き去りに、石原元都知事の辞任の意味が解りません。お辞めになったことに、何か意義があったでしょうか?
足場無きまま、老後の放浪であったかと。
その後の都政のていたらくを見れば、都知事をまっとうなさるべきであったと
惜しまれます。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1913

Trending Articles