寝こむ程の風邪からはわりに素早く立ち直ったのだが、いつもは
スパッと吹っ切れる症状なのに今回は「後遺症」が長い。
咳が頻繁でくたびれる。変な言い方だが咳に飽きてくる。
たとえば高熱はがん細胞や、悪しき菌を殺してくれる、と
思って耐えられるが、咳の役目がわからない。
これって、細菌を吐き出しているのか? 無知な疑問で笑ってくださっていいが。
平常時の咳は無論肺の異常のお知らせであり、私がヘビースモーキングによる
肺の衰弱化の際、警告を発してくれたのは咳だった。
ベッドにいることが多く、テレビをつけている。すると町田樹選手の
フランスにおける滑りが写って見惚れた。高橋大輔氏が去ってから
つまらなくなっていたのだが、町田選手よいたか、という感じ。
優美繊細に加えて、オトコっぽい野性味や荒々しさがあるのが
町田選手の特色なのだろうか。
フィギュアはどのみち知らない。詳しくない。たまた見かけて「へぇ」と
見入る程度。
織田信成氏には、ぜひ祭りの法被と下履きを衣装にねじり鉢巻で
ひばりさんの「お祭りマンボ」か笠置シズ子さんの「買い物ブギ」を
滑って欲しかった。
ところで、私は橋本聖子氏による高橋大輔選手へのパワハラ・セクハラが
スケート連盟でいとも無造作に許されてしまったことに、大変不本意な
思いを抱いている。
仕事柄想像力は発達しているほうで、橋本聖子氏が高橋大輔さんを
抱き寄せている一枚の画像で、私は舌を突っ込んで、なまぬるく
口中をかきまわしている、その感触までリアルに感じ、気色悪い
思いをした。二十代の男性であれを平気な男は、さほどいないだろう。
連盟の橋本聖子氏へのお咎め無しは、高橋氏が男性だから、どうということもないだろうという判断なのだろうか。
だったら、それは決定的に違う。中には女性から触れるだけで、鳥肌が立つくらい嫌悪感を抱く男たちもいる。高橋大輔氏がどうだというわけではないが、
人が性的接触に対して抱く好悪の感覚は人ぞれぞれで、嫌悪感も
苦痛も人が、尺度を決めることではない。
という意味でもスケート連盟の人たちの粗雑な神経に首を傾げている。
と、私がひとごとならず不快の念を漏らすのは私の知り合いで
某大企業の重役まで上り詰めた人が、配下の女性に軽く
キスしただけで、それまでの華やかな業績にもかかわらず、
馘首されたからである。
結局離婚へと至る滅びの道筋が軽いキスであった。
橋本聖子氏の、相手の頭まで抱え込んでのディープキスではない、
戯れの軽いキス。
相談を受けながら、また苦しみを目の当たりにしながら
男がするセクハラ・パワハラへの社会的制裁の凄まじさを
肌身で思い知っているだけに、橋本聖子氏の行動が
いともあっさり看過される、男女差別ぶりにやりきれない
思いと憤りを抱くのである。
それやこれやをきっかけとして、スケート連盟他フィギュアの
世界を調べ始めたら、腐臭の凄まじさに顔を背け、もう
二度とフィギュアは見ない、と思ったくらい私には衝撃であった。
世の中常に表の顔の他、裏の顔があることは知悉しているけれど、
しかしフィギュアの世界がサッカーよりも、あるいは汚染されている。
素人なので失礼なことを言ってしまうかもしれないが、スケート連盟と
選手との関係など、あたかも角兵衛獅子と親方ではないか。
選手を権力という鞭でこき使って、得る莫大な収入は選手たちに
正当に還元されているだろうか。医師の帯同、移動時のファーストクラス、
せめてビジネスクラスまで配慮されているのだろうか。
点数も大変奇妙なのは、カナダ以来、スケートファンならずとも、多くの
日本人が気づいたところではないだろうか。白日夢かと思うような採点がまかり通っている。
そういうことにいきり立っているファンに、なぜ抗議しないの? と訊いたら。
「してますよ!! しても無視されて終わりなんです!!」
困ったことだ、と思っていた矢先「次世代の党」http://www.jisedai.jp/outline#sec4
が、
次世代の党緊急座談会「国際試合に公正なジャッジを~Fair Judgement for all Athlete!」
政治家が初めて声を上げてくれたと思う。
フィギュアのおかしさをバンクーバーで気付き、それが政治的な目覚めにつながった人も多い。サッカーは、日韓合同サッカーで同じく。
スポーツも今や、ロビー活動が幅をきかす政治であろう、否応なく。
だったら政治でアプローチするしか、改革の道はないのではないか。
・・・・・と考える人は「次世代の党」を応援されてはどうだろう。
個人名はご贔屓の政治家の名を、比例には「次世代の党」を記入という方法もあるだろう。
個人的には中山成彬氏に落ちて頂きたくないな、と願っている。
2013年3月8日衆議院予算委員会 質疑
36分30秒当たりから
党名だけで、無条件に投票する習慣も終わりにしたい。
屑に投票し、入党させ議席を増やしても党を食い荒らす白蟻を
増やすだけのことである。
今回の選挙はおそらく、放置していてもまた自民党であろう。
それならこの際、自民党を自浄させる如き投票の仕方もあろうではないか。
私自身がさして意味も見いだせない選挙にシラケていて、
その上結果は見えている茶番劇に寒風ついてわざわざ出向くことも
ないかもしれないとまで、一度は思い・・・・・しかし、とつらつら思い返し、
ああそうか、自民党の自浄を促す投票の仕方もあろうし、比例で
スポーツ界に正義の風を吹かすことも可能ではないか、だったら
やっぱり投票所には足を運ばねば、と今は思っていいる。
投票を怠ったことはないのだが、行くのやめようかと思うくらい
唐突な解散には納得せず、また腹も立っていた。
しかし、水間政憲にいわせれば、「実は安倍さん対財務省の戦い」だと言われればそういう見方もあるか、と思わぬでもない。
水間さんが何が何でも安倍さん支持というわけではなく「移民受け入れ政策」などには反対をしていらっしゃる。私も移民大量受け入れは、烏滸の沙汰であろうと思っている。(安倍さんが何かを言ったからといって、それが全部安倍さん個人の真意だというわけでもない。“複雑な”党であるから)
その水間さんが、比例区には「次世代の党」をと呼びかけていらして、似たような事を考える人もいるな、とそこは嬉しかった。
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