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Channel: 井沢満ブログ
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自称韓国起源に「道」と「祈り」無し

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何しろ忍者や和牛まで韓国起源を主張する国なので
今更驚きはしませんが、多少むっとしたのは日本刀の
技術を韓国がもたらした、と言い始めていることで、
それも、ネットのチープな書き込みではなく、
KBSという大韓民国の公共放送局の報道なので、
ちょっと看過出来ません。

冷静に検証すれば、すぐ解ることを公共放送が堂々と
放送するのが韓国ではありますが、しかし
よく恥ずかしくないなあ、と思うのが日本人の感性なのでしょうか。

http://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=3302334

記事の動画を見れば、まず刀の歯の部分が掛け台に向かい
掛けられていますが、繊細な刀ならあり得ませんね。

なんでもかんでも日帝強占期に命脈が断ち切られたと
言い立てるのですが、「日本のことだからそうに違いない」という
思い込みで言っているに過ぎず、そういう史実はありません。

困ったことには「名前の言葉も奪われた。使うのを禁止させられた」という
韓国側の基本的嘘を日本人すら信じている人達がいることで、
言葉や名前まで奪うなら、刀の技術ぐらい容易に奪うだろうと
思われかねないことです。

日本には「日帝強占期」とやら遥かに以前「古事記」の時代から
草薙の剣として、日本刀の記録があります。

名刀には、たとえば「銘 備前国包平作大包平」というように
鍛冶師の名と刀の名が記されています。

韓国にはありません。どだい文化の根っこが違うのです。

といって私は日本刀に無知なので、受け売りばかりですが、
自分の言葉でちゃんと語れる部分もないではありません。

かつてあるドラマを書いた時、鍛冶師のもとを訪れ取材したので
彼らが刀を打つにあたって、いかに斎戒沐浴し祈りを
込めて打つのかを知っているので、日本刀は刀匠の祈りが
しらじらと冴えて凝った形が日本刀だと思っています。

そして日本の刀は単に戦闘の実利のためのものだけではなく、
それ自体が一つの美意識の結晶としてアーティスティックな進化を
遂げていくことも日本の特質です。

太刀の鞘を螺鈿で装飾したりするのです。日本刀は時として
官能的なまでに美しかったりなど致します。

韓国の刀に、そのような繊細で美的な進化の記録はありません。

以下は素人の私見ですが、刀匠の時に白装束に烏帽子の姿は
神官を思わせ、すなわち彼らの祈りとは神道に通ずるものが
あるのかなと想像しているのですが、不勉強でこの点は解りません。

ただ刀の神というのは、日本の古文書には登場します。
刀匠の祖神は『日本書紀』に現れた天目一箇神(あめのまひとつのかみ)です。

このようにあらゆる事象に神の息吹を見出すのも日本人の特性かと
思われます。

華道、書道、柔道、茶道、剣道、武道・・・・というように
日本の伝統芸ないしは武術には「道」がつきます。

それはその技法を心を一心に凝らし極めていくことが神の境地へと至る
道である・・・・と観じた日本人の精神性の高さです。
宇宙観へと通じる何かでもありましょう。

余人が技術と形を盗んでも、いかに吾が起源と言い張ろうと、
決して身につかないものが神へと至る道を歩む、日本特有の精神性なのです。

 


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