小池百合子氏 国防上、明確に反対を表明。
田寛也氏 「賛成」から都知事選出馬にあたって「民意次第」と変更。
鳥越俊太郎氏 賛成。
参政権の是非は「民意」とは無関係に、それ自体の功罪で図られるべきものですね。
小池百合子氏の反対理由は、島嶼部でたとえばそれなりの意志を持った人々が100人集まれば、のっとりができる、というものです。
井沢の個人的見解を僭越ながら以上に加えれば、たとえば在日の方々は
本国と日本と2カ国に選挙権を持つことになり、その「愛国心」から人を選ぶ価値観は日本ではなく、韓国や北朝鮮であろうということ。
海外の日本人は、たとえ税金を納めていても基本的に選挙権は与えられません。その国のインフラ他を利用していることで、納税分は相殺されるという考え方からかもしれません。
ジャーナリスト、安積明子氏の見解を参考までに。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160717/plt1607170830001-n1.htm
東京都知事選の組織選挙に、女性政治家らが“反乱”を起こした。日本のこころを大切にする党の杉田水脈(みお)元衆院議員は、同党が推薦した増田寛也元総務相(64)への支持を拒否し、政策的に一致する小池百合子元防衛相(64)への共感・支持を公言しているのだ。
「私は、増田氏の外国人地方参政権への姿勢が納得できません。政治家として支持できません」
杉田氏は断言した。
都知事選の焦点の1つに浮上しているのが外国人参政権だ。14日夜のBSフジで、小池氏は国防上の観点から「明確に反対だ」といい、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は「賛成」の意向を示した。
これに対し、増田氏は岩手県知事時代には賛成していたが、番組では「地域の意向を重視していくべきだ。都民の意見を聞くと、反対の意見の方が大変多い。そういった意見に従うべきだと思う」と語った。そこに増田氏の政治的信念は感じられない。
実は、自民党は総合政策集Jファイル2012に「国のかたちを壊す『外国人地方参政権』導入に反対」と明記している。都知事選で、自民党の支持を得るために“修正・変節”したのか。
杉田氏は「国の中に国をつくるようなことは、あってはならない」と主張、外国人参政権は国家システムの基礎を揺るがすものなので、絶対に認められないとしている。
日本のこころを大切にする党は、早々と増田氏の推薦を決めたが、杉田氏は「増田氏側から推薦依頼も来ていないのに総務会が勝手に推薦を決めた」と不信感を募らせる。さらに「私は東京都民ではないので投票権はありませんが、1票を投じるなら増田氏ではなく、外国人参政権に明確に反対している小池氏に投じたい」とも語った。
杉田氏だけではない。先の参院選で、同党から東京選挙区に出馬して落選した鈴木麻理子氏も、小池氏支持を表明した。
鈴木氏はフェイスブックに「世界的に自分の言葉で発言でき、クールビズなどを一般に広め、外国人参政権法案を潰した実績は素晴らしい」「この決断によって党から除名されることも考えられますが、私は自分が信じた道を進む事が支持者を裏切らない事だと考えます」と記している。
圧倒的な組織力をバックにした増田、鳥越両氏に対し、小池氏は政党の支援を受けずに戦っている。オンナたちの“反乱”が、都知事選の戦況を変えるか。 (ジャーナリスト・安積明子)