もう半世紀、東京に暮らしているのに降り立ったことのない街はまだ
一杯あります。
東十条もその一つ、初めて訪れました。
この地にある「篠原演芸場」で、大衆演劇研究家でいらっしゃる
橋本正樹さんの出版記念祝賀会が行われたので、顔を出させて
頂いたのでした。
私は、朝ドラを3回書いていますが、その一番初めての
作品
「いちばん太鼓」で大衆演劇の世界を描き、その時
監修を担当してくださったのが、橋本正樹さんです。
初めて歩く東十条は、東京から遠い地方の街のようで
あたかも、長い旅の後に降り立った土地のようでした。
私は、歌舞伎とか落語、そして大衆演劇など着物が
まるで肌のように馴染んでいる人々が集まるところには、
決して着物を着て出ないようにしているのですが・・・・・恐れ多くて・・・
今回、初めて着て行ったのは、多少図々しくなっているからでしょう。
着物は淡いベージュです。
羽織紐も茶にしたかったのですが、見当たらず。
(整理と捜し物が下手です)
草履にちゃんと、指を通さぬまま撮ってしまいました。
(せっかち、面倒くさがりです)
帯は皮帯です。
半襟
十条に、小鳥の公園があると聞いて橋本さんの会の後、しばし
歩いたのですが、見つかりませんでした。
有名な公園らしいのに、道を尋ねても誰も知りません。
若い子に尋ねると皆親切なのですが、スマホを取り出して検索
してくれるのです。時代ですね。気の毒なんで、いいよ、いいよと
自力で探したのですが、緑と小鳥に出会わぬまま帰宅。
どこか、探そう。緑と小鳥の鳴き声に飢えています。
日比谷公園は、大通りに接しすぎているし、今日春の例大祭に
ご招待頂いた、靖国神社さんも同じく。
となると新宿御苑か、明治神宮・・・・
どこか、都内で緑深い場所を知りませんか。
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