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Channel: 井沢満ブログ
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「ライブ」としてのトーク

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尾崎財団は咢堂塾での講義の日が近づいてきて、さて今回は何を
語るべきか、とつおいつ考えているところです。

私の大テーマは「美」ですので、そこから派生した「日本の美意識」であり、そこに日韓、日米関係を絡めた歴史も立ち現れる・・・・・という文脈て毎度語らせて
頂いています。

わたくしは準備原稿は書きません。その場の空気により、対応したいと思うことが一つ、トークも「芸」なので、余り用意しすぎてはライブ感が失せるのではないだろうかと思うので。安定感はあっても、平板な“講義”にはしたくないのです。

話すというのは、話し手の思いのエネルギーの伝授に他なりません。
内容をお伝えするだけなら、印刷文書をお渡ししてお読みいただければ済むことです。

わたくし自身が用意がされ過ぎ、整いすぎて平板な講義を聞きたいと思いません。言葉以前に、その方の魂の波動の如きものを重視します。

とはいえ、テレビにおける数十秒間のコメントには慣れていますが、2時間に及ぶトークはいまだ下手っぴなのは、自覚しています。

自分がなにほどの者とも思ってはいないし、単に自分が知っている領域のことを話して聞いて頂くに過ぎず、受講の皆様の中には専門領域、それはたとえば料理であっても、私が聴講生になりたいお方もたくさんいらっしゃるわけです。だから、いつもある種の気恥ずかしさと共に、講師の席に就かせて頂いています。

500人、千人とまとまると「講演会」という名称を素直に受け入れますが、数十人単位の時はお願いして「談話会」や「トークの会」と、身の程にふさわしい表記にして頂いています。


恥多い、失敗多い人生を生きて参りましたが、それでも72年間の経験値、学習量はあること、物書きとしての領分で「言葉」とはもはや半世紀向き合って来た身、これについては多少は語る資格はあろうとは思っています。

尾崎財団の主催のイベントでは、幾人(いくたり)かの政治家の方々との縁つなぎもして頂きました。西田昌司議員ともそのようにして、名刺交換を致しました。

わたくしは、政治の現場への興味が薄いので西田議員を通じて頂いた、安倍総理との会食へのお誘いなど得難いチャンスを逃した話は以前書いたことがあります。
政治現場への興味云々は抜きに、物書きとしての取材根性で出かけておくべきであったと、今はそう思っています。

咢堂塾には様々な人が集っていますが、中には政治家を志す方もいらして顔つなぎ、政界に乗り出すための人脈作りにはよき場ではないかと思われます。

わたくしは除くとして、講師陣も各界に突出して著名な多士済々で教養講座的にお勉強にいらしている方も見受けます。

尾崎財団は国会議事堂の至近、自民党本部から徒歩距離にありこの道を歩くたび、わたくしは政治を遠くにではなく、間近なものとして感じるのです。
散歩道としても街路樹が素敵なので、いつもタクシーを使わず歩きます。
界隈の「気」もとてもいいのです。雨上がりがとりわけいい風情です。

今回わたくしの話は、大テーマは「日本の美意識」として、出だしは敗戦による自虐史観の形成、及びそこからの脱却をお話させて頂こう、と考えているところです。

年内にまたオフ会を考えていますが、今回は前回の楽しくワイワイは少なめに、テーマに絞ったお話を集中的にさせていただこうかな、と考えているところです。まだ開催の有無他、何も決めてはいませんが、もし開いたら、良いご縁のある方とお会いしましょうね。厄落とししましょう。

 

誤変換他、後ほど推敲させていただきます。


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