デスクトップにやや不調が現れ始め、なかんずくWORDから唐突に原稿用紙設定が消え果てて
使い勝手が悪く、新たなのを据えてもらったのが昨日なんですが・・・・
タスクバーはないわ・・・なんやらで、著しく作業能率が落ちています。
単語登録は人に訊いて解決。単語登録がないと、ドラマの人名に凝ったのをつけると、
変換できず、往生するのです。大きな役だと頻出するので。
ノート型は、新しいのを予備に置いているものの、不慣れなので
どのみちさして使いません。ホテルにこもったときは、仕方なく使い、
それなりに原稿は書いたのですが。今のパソコンって、反応が過敏で
ちょっとした指の動きで、切り替わったりするのでぶきっちょ原人には
向きませんね。
くるみのばぁばさん、ご覧になっていらっしゃるか・・・・
「くるみ」という名前が気に入り(昔、小鳩くるみという人もいた)、ドラマに
使わせていただこうと許可を得て、書き始めたらなんだか結構癖のある
性格であることが判明。これじゃ、申し訳ないと他の名前にした次第です・・・・
ドラマで、役名でしっくりこないのをつけてしまうとドラマ終焉まで
落ち着かないことになるので慎重であらねばならないのですが
打ち合わせ段階では仮名にすることも多く、しかし一度つけた名前は
スタッフ間にも定着してしまっていて、変えるのが難儀だったりします。
今回は、若い女性の役につけた名前が起用された新人女優さんのファーストネームと
同じであることが判明。
セリフの頭に書く、役名を書き換えねばならず難儀なことでした。
でもまだパソコン時代で、楽なのです。
どうかすると、「女房の名と同じだから変えてもらえませんか」という演出家もいたりして、
手書きの時代でしたが、泣く泣く消しゴムで消して全部書き換えたようなこともありました。
あんまりいい性格の役ではなかったし「女房もドラマ観るんで」と言われりゃ、
拒否もならず。
連ドラでヒット作を書くと、世の中に命名が出回ったりします。
「同窓会」を書いた1年後だったか・・・・犬たちと散歩の公園で
「風馬」という名の赤ちゃんに出会い、聞けば「同窓会」からの命名だと、
私をその作者だということを知らずに、お話くださったのですが
私も名乗りませんでした。
その風馬くん、もう成人式を迎えているはず。
私が赤ちゃんの名付けを頼まれることもあり、「星也」という名にしたのですが、
これは「外科医有森冴子」で、高嶋政宏くんのやった研修医の役名です。
劇画にも同じな名のタイトルがあるのだそうですね。