イヴァンカさんがまだ、日本にいらっしゃるある夜、映画を観に日本橋を
歩いたのですが、警官がいっぱいで辺りにはものものしい雰囲気が
漂っていました。
映画「IT」は、編集がヘタであと30分ほどカットして欲しいと思う程度には
退屈で、ちっとも怖くなかったのですが、1時間はカットが必要だと感じた「ブレードランナー」よりは
客席に座っていることが苦痛ではありませんでした。
映画が終わって深夜の日本橋にもまだ警官の皆さんたちは、厳しい表情で立っていて、
ふと思い出したのが、サンフランシスコはフェアモントホテルでたまたま当時の
クリントン大統領と同宿してしまったある夜の光景です。
ホテル内には警備の男たちが険しい顔をして行きつ戻りつ、警察犬が行き交い
宿泊客はエレベーターが使えず、従業員用のエレベータを使っての昇降なのでした。
ローマでオランダの女王陛下と同宿した時は、廊下にライフルを携帯した
兵隊が行きつ戻りつして剣呑でした。
悪事は、どれも許容範囲内にはありませんがテロはなかんずく、卑劣です。
ネット犯罪は、テロのような犯行とは次元を異にしますが被害者が一方的に否応なく
ある状況の中に投げ込まれる理不尽さという意味では共通するかもしれません。
因果関係が曖昧なのです。
担当刑事さんの忠告で、あまり犯人たちのことは書かないようにしているのですが、
昨夜文章の流れで書いたら、早速コメント欄に嫌がらせの書き込みがあり、あまりの
身勝手な言い分にコーヒーを吹き出しそうになったのですが・・・・
いわく”犯人二人組”はもう黙っているのだから、お前も何も言うな。
ブログを二つもつぶしやがって。
こんなことを書くとお前の作家としての品位にかかわる。
(やられたことを)いつまでも根に持って。
大意です。コピペも鬱陶しいので、記憶にある文言のみ。
公開してもよいのですが、それに反応する読者さんたちがいるとコメント欄の雰囲気が
刺々しくなるので。
担当刑事さんの忠告に従って「これで最後、もう書かない宣言」にさえ噛み付いて来るのだから
こちらもまた書かねば言われっぱなしで、相手をまた勘違いさせてしまいます。
犯人側はもう黙っているのだから、と言われても、こちらはオンタイムでいまだ処理に追われています。
放置ブログにまだ名誉毀損記述が残されているそうだし(これは未確認)、締切の合間を縫って加害者側の、捏造情報による毀損ブログが膨大にあるのを印刷しては警視庁への提出。(URL含めて広告まで印刷しないと証拠として扱ってもらえない)嫌がらせコメントが入るたび、それも報告。
「まだ終わっていない」のです。被害は現在進行系。
ブログを潰したのは、私ではなく犯人側のブログ内容が運営事務局の規約内容に
触れたからです。私に限らず誰が何を言おうと、そのブログに落ち度がなければ
潰すことなど出来ません。逆恨みです。
自らを棚に上げ逆恨み、もこうした場合の犯人の特徴であり、いまだ
私のブログに張り付いてストーキングめくことが続いているわけだから
その意味でも「終わってはいない」ということです。
作家としての品位も何も・・・・捏造情報による甚だ品位のない恫喝や罵詈雑言ブログを複数の
ブロガーさんたちをターゲットに書き始めたのはそもそも犯人たちなので。
「いつまでも根に持って」はとりわけ、私が笑ったくだりですが・・・・
追いかけられている犯人が、追いかけている警官に「お前ら、オレの犯行を
いつまでも根に持って」というごとき、滑稽さです。
というわけで、犯人側の心理の身勝手な幼稚さ、ロジックの喪失ぶりに失笑はしたものの、
これもまた担当刑事さんには報告せねばならず、ネット犯罪もやられ損の部分がとても大きいことに
加え、殺しとか盗みという分かりやすい分野ではないので、刑事事件として立件されるまで
延々時間がかかり、しかし必ず立件され犯人逮捕に至る保証がないのが現状です。
犯行から1年間以内は、立件の可能性があるのは西田敏行さん事件が示しているので、
まだ最終結果は読めないのですが、自分が何をしたわけでもないのに時間とエネルギーを
否応なく強いられその理不尽感に時として疲弊するのは、やられたことのある
経験者は皆、味わった思いでしょう。
皆さんご注意を、と言いたいのですがあの煽り運転殺人を引き合いに出すのはあちらの事件性が大きすぎて
妥当ではないのですが、しかし狂犬的に噛みつかれるので対抗策はこれといってない、という点は共通です。
日本におけるネット犯罪への対処がゆるい事への改善をせいぜい求めるぐらいでしょうか、
出来ることがあるとすれば。
一つだけアドバイスがあるとすれば、ネットで謂れなき誹謗中傷を受けた場合、
犯人に対して、すかさず警告を書き記すこと。これは何度か警察で私が
それをやったかどうか、確認されたことです。
私は警告をろくにしていず、後追いの形になってしまいました。
末尾に・・・私は見てないのですが、犯人の顔写真や個人情報をネットに随時アップしている
人がいるとのこと非公開指定で情報を頂戴したのですが、仮に事実とすれば・・・・ですが、
それもまた犯人たちと同レベルの犯罪行為なので控えたほうがよろしいでしょう。
誤変換他、後ほど。