「朝まで生テレビ」を私は、見ません。
討論自体が、人の意見を食い気味の罵り合いレベルに堕しがちで、こちらの血も荒れるので。
実は私は報道番組に対しては、時に画面に「この嘘つきアマ、くたばりやがれ!!」などと
怒鳴っているたぐいの、良くも悪しくも「熱い」人間なんです。
というわけで「尖閣はもともと中国のもの」やら「逃げる」やら口走った芸人さんの
出演を見てはいないのですが、ご本人や批判者の人々の事後ツイッターは
ちらちら目にします。
まあ、芸人さんが酷いですね。論外。
勉強していない、知識がないことの正当化は見苦しいです。
昨今、報道番組に芸能人が出ていることが多く、首をかしげています。
芸能人だからよくない、という偏狭なことではなく、基礎知識すら心得ず
「ひどいなぁ」と思うことがしばしばだからです。
出るなとは言いません。出るなら、そこそこ影響力のある場なのだから
勉強してから出ましょうよ、ということです。
私は、「真相報道 バンキシャ!」という番組でかなり長いこと、コメンテーターを
やっておりました。(当時の時点で、最古参と言われていました)
生放送でしたが、私は出演時には少なくともまる二日間トピックについて、学習しました。
その上で、過不足なく伝わるよう与えられる数十秒間でどう表現するのかも
何度となくシミュレーションしました。
ドラマの書き手なので、1秒いくらの電波の貴重さが骨身に染みてもいます。
「たかが脚本家」の分際で、政治外交を語ることのおこがましさと、怖さを知る。それが「分を知ること」なのだと
心得ていました。多大の緊張感でスタジオに向かいました。
と、その文脈から「たかが芸人」「たかが芸能人」の分際で、政治外交を語るなら基礎くらいは
勉強してから臨みなさいよ、と申し上げたいのです。
ちなみに私はテレビ朝日では、小松 靖アナウンサーを支持しています。
応援しています・・・・とテレ朝の誰か、伝えてくれないかな・・・・
フジテレビでは、平井文夫・解説員が救いです。
ついでに申せば、韓国の金慶珠さんのトリッキーな論法で
焦点をずらす話芸の「嘘つきペラペラ口」が大嫌いです。
私がわからないのは、この人の起用が「イロモノ芸人」としてのそれなのか、
本気で論客として捉えているのか、ということなのです。
一つの論に対してカウンターを置くのは、ありです。しかし、正当な反論でなければ
不毛です。
韓国人の方への差別から申し上げてはいません。
ブックマークしているのが韓国人であり、元韓国人です。
呉善花さんと仲良しです。
誤変換他後ほど。