私が「バンキシャ!」という日本テレビ系列の報道番組に、コメンテーターとして
出始めた時の現場プロデューサーが、丸岡いずみさんでどこを気に入って
くださったのか、ひんぱんに声をかけてくださり出演が繁く続いた時期がある。
その丸岡さんが、うつ病を患ったり流産に悩まれたりで、最終的に
代理母の道を選ばれたようだ。
会えばきっぱりした性格の方で、スタッフと一緒に飲みに繰り出し、
カラオケで丸岡さんは椅子に立ち上がって、腕を振りながら熱唱、当時
は私の住まいに隣接していたリッツカールトンのラウンジで更に
飲み呆け、その流れで私の住まいにスタッフともどもいらして、
また飲んで人数分の寝床などあろうわけもなく、床にごろごろ
寝ていただいた。
というごときことを思い出しながら、「人の心の闇」を思う。
手がけているドラマもそれぞれの人物が心を翳(かげ)らせる何かを抱えているけれど、
しかしながら、私の知る限りにおいて心が晴朗で一点の曇りも無いという人は
いない。皆大なり小なり、傷を負い闇を抱えて表向き笑いながら一生懸命、生きている。
苦しみがあるから、心が磨かれるのだけれど・・・・・
心の闇のほうにばかり意識をアクセスしていると、病んで来るので
シャワーをあびるように、心も洗い流す必要がある。
それが私が提唱する太陽拝であり、瞑想であり・・・・家事を随神(かんながら)の道にしてしまうことであり・・・・「ありがとう」という言葉をマントラに繰り返すことであり・・・・
瞑想は電車の中でもパソコンの前でもやれる。意識を上・・・・神でも、なんでもSOMETHIG GREATでも
いい、つないで、更に地球のほうにも意識をおろしその天地を貫くまっすぐな意識を感じつつ、
深い静かな呼吸を繰り返す・・・・・これだけのことで、車の来ないところなら歩行瞑想も出来る。
代理母出産には、倫理的見地から反対もあるのだろうがそれほどまでに欲しい子供であったなら
高齢で2度の流産を繰り返した丸岡さんご夫婦には、どれほど喜ばしいか、とまずは
お祝いを申し上げたい。以前産婦人科医のドラマを書いたことがあり、不妊治療の苦しみの一端は
知っている。甥夫婦に男の子が授かり、スマホの画面を見ては喜んでいる
身なので、なおさらお子の健やかなる成長を願う。
誤変換他、後ほど。