「明日の君がもっと好き」を撮っている調布の日活撮影所に
昨日、行って来ました。
まず森川葵ちゃんがガールズ・バーの扮装でいたので、喋っていたら、
ジンジンこと白洲迅くんが来て、雑談。
そこへ市原隼人さんが現れ、喋っていたら伊藤歩さんが現れ
無言でハグ。言葉一切なしでしたが、雄弁なハグでした。
各俳優さんたちには愛をこめて書くので、皆さん感じてくださるようです。
それから、三田さんと長く話し込み、そして再び市原さんジンジンと3人で
話して・・・お互い別れがたいねえ、と。
あのシーンはこうすりゃよかった、とかもっと出来たのでは・・・・と
市原さん、ジンジン共に。柳葉さんも同じことおっしゃっていたし、
三田さんは終わってからよりも、始まる前に「出来るかしら、出来るかしら」と
怯えてらっしゃるし・・・・皆、素敵です!
書く私も書く前は書けるのか、と不安だし・・・・セリフもト書きももっと他にあったのではないか、と
思うことしばしば。
スタジオにいる間にも、使い終わったセットのバラシが始まり・・・・役目を終えて
ガールズ・バー「桃の秘密」も解体されていき、一抹の寂莫の感あり。
スタジオは人生に似ています。
セットはいずれ壊され、そこでつかの間築き上げた人間関係もバラバラに
散って行き、残されるのが灯の落とされガランとしたスタジオ(人生)です。
愛も憎しみも、激情もつかの間の、
終われば全てが幻の。
だから生きていることが、愛おしいのかもしれません。
誤変換他、後ほど。