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Channel: 井沢満ブログ
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戦争はしたくない、平和を希求するけれど

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銀座に所用のあった帰りに、イーストウッド監督の「パリ発・・・・」を
観ました。昨日が「シェイプオブウォーター」だったかな、タイトル。

昨夜はふぐのコースだったので、今日はほぼ抜き。果物メインで少し。

テレビに寂聴さんが映っていらして、この方にお会いしたことがあることは
いつぞや書きましたが・・・・

「戦争に良い戦争も、悪い戦争もない!!」

「殺し殺されるのが戦争です!!」

国会前のデモに参加なさった時のアジ演説が流れていて、
私は寂聴という人間を描くのに、なぜこういう政治的発言を
とりたてて抽出して流すのか、疑問に思います。

流すなら、それへの対論も添えないと。

寂聴さんの仰る言葉に何ら異存はないのです。
非常に正しいし、共感もします。

しかしながら、いわゆる「平和主義」の人々の脳裏から欠落していることが一つ。
「戦争に良い戦争も、悪い戦争もない!!」とは思わない国々が、しかも近隣に
あることです。

煎じ詰めれば侵略されたら、させておけ、殺されるなら、殺されようではないか、殺すよりはましだ、
という極論に行きつかざるを得ません。

それも一つの見識でしょう。
しかし、それは大人の身勝手です。これから生きようとする幼い命に対して、
言えない言葉です。一種のエゴです。

また侵略者の、残虐な実態を棚上げにした戯論です。
おそらく「それは、起こらない。起きるはずがない」と思い込んでいます。
侵略を受けた国のむごい実情が、遠すぎて見えないのでしょう。

さんざん言われることですが、永世中立国のスイスでは各家庭に武器があり、
いったんことがあれば、国民総決起での防衛体制です。

国護るにいかに九条が足かせになっているのか、その現実を見ない、見る想像力が
欠落している人が多いように思います。

憲法改正=好戦ではありません。九条を護ることが平和を護ることと信じていられるのが
私などは不思議です。

防衛体制が不備であるがゆえに侵略を仕掛けられたら、「平和憲法」がその戦争の端緒になったのだ、
という皮肉な結果になりかねないことに、思い至らないのでしょうか。

平和を希求するから武器を持たねばならぬ、というパラドックスは「戦争を欲している国」
「虎視眈々と侵略の隙を窺っている国」がある限り、忘れてはなりません。

いつか、武器を必要としない時代が来ますように。

余談ですが、森友関連の土地は述べづらいことがからむので黙していますが
あの土地は、もともとまともな価格で売れる土地ではないはずです。
いくつかの条件において。文書改竄じたいはあってはならないことですが、こと
森友問題に関しては、核心には触れぬままただ、安倍政権倒しの道具として
延々と核心の周りを堂々巡りしています。

それにしても、安倍昭恵さん、時には沈黙も行動の一つだということが、お分かりではないのでしょうか。
こんな時期にフェイスブックは欠かさず、どこへ行った、誰に会った、何をしたと日々羅列。
懲りないのですね。

 

誤変換他、後ほど。


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