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Channel: 井沢満ブログ
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国防としての言葉

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靖国神社さんの御霊祭りで掲げられる灯籠に揮毫用の和紙が
紙筒に麗々しく収まって送られてきて、締切はうんと先なのに
いつまでも宿題を抱えている気分なので、思い切って
昨日、書きました。内容は以下。

 

      国への侵略は、言葉狩りから始まります。

      GHQがまず行おうとしたのは、日本語の放逐でした。

      幸い、私達の言葉は生き延びましたが、要らざる制約とメディアの言語の貧困化と相まって、
      この国の言葉はやせ細る一方です。

      日本語は、国の防波堤です。

      言葉が痩せれば、文化が貧困に国も痩せます。

      どうぞ日本語を大切に。

日常にセリフを書いている人間として、日々日本語が貧しくなっていることを
実感しています。

ビジネスにしろ科学にしろ、思考は言葉でなされます。その言葉が
貧相になれば、発想もそれに伴います。

たとえば漢字を棄てた韓国が、どうなっているか知人の呉善花さんが
詳しくその著書で考察していらっしゃいます。

漢字、ひらがな、かたかな、時に外国語をそのままの表記で文章中に
入れる日本語のしなやかさは、言語としてたぐいまれないもので
喪ってはなりません。

視覚的にも、いくつかの書体で書かれる日本語は美しいのです。
漢字だけでも武張って、美という観点からは緩急や「流れ」が
ありません。

 

 

誤変換他、後ほど。

 


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