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Channel: 井沢満ブログ
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南北卓球選手の顔が違う・・・・・

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 スウェーデンで開かれている世界卓球選手権で、韓国と北朝鮮のチームが審判に対して突然
南北合同チームで試合したいと申し入れたそうでこれはむろんバックに、それぞれの国家の
司令があってのこと、選手たちの恣意で申し込めることではない。
とりわけ北朝鮮の選手たちは、国からの命令無しに対外的に主張できる
わけもなく。選手たちも国が動かすコマでしかないことは、自明。

合同チームの写真を見ると、南チームの茶髪が北にはないこととか、ユニフォームが
韓国側が洗練されていることとか物理的なこともあるが、顔立ちと、放つ雰囲気が
微妙に違う。
長年受けてきた教育、あるいは政治的洗脳、生活形態が人の顔と雰囲気を作る。

東西ドイツの人々が、同民族であるにもかかわらずあたかもお互い異邦人のように
感じているらしいことは靴職人のオリバーから聞いた話だが、
ましてドイツより分断の歴史が長い朝鮮半島で、北と南の人々の思想は無論、
気質が異なること、あたかもお互い異人種であるがごとし、だと推測される。
双頭の蛇。身は一つだが、顔は別方向を向いているのではないか。

仮に統一なったとして、すんなり両者の融合が行くとも思えない。精神的摩擦に加え
貧富の極差がもたらす軋轢が生じるだろう。そこへ加えて、もともとそれなりに豊かだった
韓国の人々の暮らしのレベル急低下により、北出身者たちに抱き始める南側の反感が予想される。

最初は、民族的情緒で統一を喜んでいても、経済格差が社会にもたらす混乱、
さなきだに、脱出思考者の多い韓国人にとって今以上に「ヘル韓国」になるであろうし。
すると必然的に両者の対立が起こり、国土の分断は解消されても今度は
心の分断が起きはしないだろうか。

南が抱え込んでメリットがあるのは北が日本からの送金にも助けられ開発して来た武力だけで、後は痩せこけた寒冷の土地と、極貧の人々だけ。

春が来たと、浮かれるのはまだ早い。合同チームは今までにも複数回例があった。そしてそれが平和的意味合いで実を結んだためしはない。今回はどうであろうか。

 

誤変換他、後ほど。


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