ご本人がブログで語られ、早速それを受けてネットニュースで流れているので
私も語ること解禁なのですが・・・
三田さんは、「明日の君・・・」に入る直前まで入院状態でそれも、一時は
救急治療室にいらっしゃり、出演交渉に局の人たちが行ったのも
病室だった、というようなことだったのです。
よもやお受けしていただけるかな、と案じていたのですが「つらい」とおっしゃりつつも
出演を承諾して頂き、ありがたいことでした。
だから、脚本も三田さんの様子を拝見しながら最初は動きもせりふも少なめにして、
私も2度撮影所を訪れ、もう大丈夫かなあというラスト回と、その前の
回は出番を多く、ラストはとりわけ寝たきりのはずであった夫に襲われ、
壁に磔になるというハードなシーンを思いきって書いたのでした。
激しい動きは首に障ると知りつつも、どうしてもやって頂きたかったので。
動きに加えて、ごく短時間に表情をくるくる・・・まるで中国の変面のように
やってください、と無理無体なお願いまでしたのですが、やってくださいました。
健康でも並みの女優さんには、率直に言って無理な芝居。三田さんだから、と
書いたのでした。並々ならぬ演技力の方であることは昔から承知してはいましたが、
さすがでした。誇り高いエキセントリックな役柄を完璧に演じてくださいました。
他の女優さんなら、寝たきりの夫に熱いお湯をかけるなど、ト書きには書けません。
まだ病名がわからぬ時、食事をご一緒したのですがその時も「首が痛い」と
おっしゃっていて、私は首筋に手を当てて差し上げたりなどしていたのですが、
今思えばそんなことで、ラクになるはずもなくニコニコと食事を
共にしてくださった三田さんは、よほど我慢強い方なのでしょう。
頸椎硬膜外膿瘍という病気だそうですが、酷い時は首をハンマーで殴りつけられているようだった、
そうです。
手術直後は仰向けに寝たきり、体を動かす事もできず地獄ですね。ブログでは「つらかった」とだけ
明るく書いていらっしゃいますが・・・・。
https://article.auone.jp/detail/1/5/9/17_9_r_20180511_1525999371843712
ローマから帰ったら、ご一緒に作った靴を取りに行きがてら、今度は三田さんの
お住まいの近くの寿司屋でごちそうしていただく約束です。
誤変換他、後ほど。