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Channel: 井沢満ブログ
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雀と共産主義

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連休を皆様、いかがお過ごしですか。
熱中症予防にテレビで見て、これはいいかもしれないと緑茶やほうじ茶のペットボトルに梅干しを放り込んだのを飲んでいます。

昨年までスポーツドリンクが盛夏の友でしたが、甘味料が気になっていたので。
風邪引きの時など有効ですが、毎日のこととなると・・・。

裸足でアーシングしがてら公園のベンチに腰掛けて、カフェオレを
飲むのがこのところの日課になっています。

食べ物を持っている時は、雀におすそ分けしているのですが、
雀がついばみ始めると、どこで見ているのかやがて鳩が
飛来して、雀を追いやります。

鳩への餌やりは遠慮するようにとのお達しもあるからですが、
もともと鳩には撒きません。
なんだか虫が好かず、こと鳩に関しては私は
レイシストです。

図体の大きな鳩が、小柄な鳩を追い払ったりして、見苦しく。
追い払う暇があったら、こぼれた米粒を拾うほうがましなのに。

今日は珍しく、公園には鳩も雀もいず・・・と思っていたら
一羽の雀が飛来、私のすぐそばに降り立って、
ひょっとしたら私を認識しているのかもしれません。

ベンチにお握りの米粒を置いたら、おそれげもなく近づきついばんでいます。

そのうち三々五々、他の雀たりも集まって来たので地面に
撒き餌したのですが、米粒がくちばしにくっついたのがいて、
あらら、と思っていたら別の雀がそれをついばみ、と見ている間に
その雀はくちばしに米粒をつけていた雀に、その米粒を口移しに与えているのです。

与えられた雀は小さく、親子なのかもしれません。
雀の生態を知らないので、雀がいつ親離れ子離れするか
知らないのですが、親雀が小雀に地面でついばんだ米粒を
何度も与えているさまを、なんだか嬉しく見ていたのでした。
小雀はまだ餌を見つけて、自分でついばむほどの訓練が
出来ていないようでした。

親子雀を優先しながら、他の雀たちにも米粒を撒くのですが、
平等を心がけているのに、運動神経に差があってどうしても
ばらつきが生じます。

雀の世界でさえ、不平等が実相であり、共産主義は無理。
いかに平均化された富の分配を心がけようと、数年後には
持つもの持たざるものが歴然とし、やがてヒェラルキーが
生じ、結局資本主義の劣化版になるのがオチ。

と雀を見ながら考えるには、いささか大仰なのですが。

 

誤変換他、後ほど。

 

 


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