2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策としてサマータイム」の導入を
森元総理が提言した時、その不見識に失笑したのだったが、
案の定、提案は却下されたそうで、当然であろう。
私ごときIT音痴でさえ、ITに甚大な悪影響を及ぼすことぐらい解る。
大体、たかが2週間の運動会に日本の時間軸を動かすなど、本末転倒。
運動会に「たかが」は不穏当かもしれぬ。運動会は1兆円もの赤字を出しは
しないし、柱一本に何千万だか億だかかかる、建設不能の競技場の
設計者に多額の賞金を差し上げて、国民のお金を溝に棄てたりはしない。
利権で一部の懐が莫大に潤うということも、ない。
新競技場の設計変更にあたり、すでに契約済みの業者に無駄に
払わねばならなかったお金が59億円。仕事もせず誰が
まるまる懐に入れるのやら。
サマータイムの導入など自民党内でわざわざ委員会を立ち上げ、
時間を費やして検討するほどのしろものか。
ブラックボランティアと言われている、ボランティア募集の
虫がよく、それでいて頭が高い募集に応募するのは自由だが、
一日千円を支給されたとて、熱射のさなか連日長時間に及ぶ仕事で
倒れても、自費での通院・入院となることは心得て
覚悟されたい。
今となっては、むろん東京五輪が成功し、海外に恥をさらさぬよう
願ってはいるが、死者、病人はほぼ確実に出る。
あってはならない炎暑の季節に五輪を誘致したこと自体が
海外へ向けての詐欺行為なのだから、成功を祈りつつも
ふっきれぬのである。
利権茶番運動会は、東京は少なくとももうこれを最後に願いたい。
短期ではあるが、一時期目の玉の飛び出る都税を納めさせて頂いていた身、
これぐらいの発言はご寛恕願いたい。
誤変換他、後ほど。