最新の報道によれば、また朝鮮籍と思しき木造船が隠岐の島町に漂着したそうで、
昨年、一昨年とエンジントラブルと思われる遭難船漂着が秋田県、北海道などに
100件以上である。
それにしても、解せぬのが日本の排他的水域での北朝鮮の遭難木船に韓国の
警備救難艦と共に駆逐艦が両者仰々しくあい揃っての通常ならあり得ない
素早い救助活動であり、これが単なる遭難船でなかろうことは、容易に想像つく。
韓国が嘘に嘘を塗り重ねつつ、貧相な反撃もどき動画を7か国語もの
字幕を付けての拡散、頑として事実を認めずあまつさえ
高圧的に日本に謝罪を求めつつ、しかし防衛省が動画を公開するまでは、
水面下で公表の中止を求めるなど、胡乱さの根本には北朝鮮があると
これも想像がつく。
推察されるのは、三つの可能性である。
1 国連で禁止された物資の受け渡し、すなわち「背取り」の可能性。
2 能登半島が目と鼻の先であったことから、日本へ不法上陸を目指した工作船の可能性。
3 北から脱出の、北朝鮮要人の船であった可能性。
上記3つのうち、いずれにしても北朝鮮から文在寅大統領への
要請であったと仮定するなら、警備救難艦と共に駆逐艦と
通常はあり得ない素早い両艦の出動にも韓国が頑として火器管制レーダーを
照射したことを認められないことにも、説明がつく。
もし、韓国海軍まで出動してのこんな迅速な救助活動が日常なら、
日本への漂着船がわずか一年ちょっとの間に100件もあろうはずが
ないではないか。
韓国が速やかに非を認め謝罪していたなら、そこで手打ちとする
つもりでいた、とは国防省の言であり、それは一般的決着の
付け方ではあろうが、もはや韓国は常識レベルを踏み外している。
手ぬるさはよくない。延々とこの先同じ事が繰り返される。