弟が、何か相談があるというので弟が指定したファミレスに出かけたが、運の尽き。
「昼間っからよくそんなに、ガッツリ食えるねー」と愚弟に言われるほど、
食っちまったぜ。
帰りに弟の職場があるビルに寄り、食後のコーヒーはそこで飲ませて貰った。
石原元都知事の秘書から、今は都の中小企業支援をやる
財団の理事長をやっていて、生意気に一部屋持っている。
私のドラマを見て下さっているという職員の方たちがお二人かわるがわる挨拶に来て下さった。
私は立ち上がり、
「兄がいつもお世話になっています」
スラっと言ってしまい、おっと弟だったと思ったのだが、私のほうが見た目、
遥かに若いもん。職員の方は、何と返事していいのやら、笑っていいのやら、
やや固まっていらしたが、笑っていいのよ。
「久々だし飲もうや」と出かけたのが、明るいうちから
開いてる料理や。
愚弟好みのぬる燗傾けながら、愚弟が実際に接した石原氏のこと猪瀬氏のこと、舛添氏のこと・・・・・。弟が拝見した皇太子殿下、秋篠宮両殿下のことなど。
秋篠宮ご夫妻のおそば近くに座ったことがあるらしいが、「なんとも感じの良いご夫婦で、秋篠宮殿下は構えず気さくにお話なさる方」なのだそうだ。
私もちらっとご夫妻にはお目にかかった事があり、兄弟揃ってというのは
僅かながらもご縁なのだろうか。自然体で腰の低い、
明るくさわやかなご夫妻でいらした。私の亡き友人の娘さんが
佳子さまのご学友で仲良しだというお話はした。
「尖閣名目で集めたお金どうなるの」
訊いたが弟が知るわけもなく。本来は石原氏がかじめつけねばならぬところ、
都庁は出られたので、けじめの権限はなく。
となると、「時間ロンダリング」で時効待ち、どの都知事かが名目を
つけて使うのだろう。あるいは、尖閣にちなんだ「護国基金」として、
運用しながら、有効活用するか、して欲しいが、間違っても韓国に
貢ぐ如きことはしないで欲しいが・・・・・。その時の知事の裁量に
よるのだろう。
などと、思いながらふと気づけば、弟に食わせるつもりで
連れて行ったのに、自らもつついている喉黒の塩焼き、開き。
さっき、ファミレスでステーキ食ったばかりなのに。
自棄(やけ)で、デザートまで。日本酒も太るのかもしれない。