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Channel: 井沢満ブログ
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「二人」のこれからを外野席でお節介にも考えてみた夜更け

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例の闇営業であげつらわれた芸人さんたちお二人の会見を後追いで見ているうち、気の毒になり胸が痛んだ、というのも彼らの言葉が今回は嘘も隠しもない真実を語っているのを感じたからであり、だから彼らのやらかしたこととその直後の保身に走った言動を擁護は出来ないのだが・・・・凡人ならあの程度の魔が差し方も保身もあるだろう、一体どれだけの人たちが彼らに石を投げられるのだろうか、と自分を含めての思いもあり。

こういう文章を書く時は道徳家であらねばならず、そこも厄介なのだが・・・・闇社会とは表から見えぬところで通底した芸能は昔からで、昨今のコンプライアンスとやらで芸人に通常一般の常識を求めても、と思う一方、テレビという凡人相手の凡人コンセンサスが求められるメディアではその論調も無理・・・・

彼らの行く手が厳しいのは会社という大きな後ろ盾を失ったこと以上に、あれだけ素顔の涙を人に晒した後でお笑いは痛々しく無理。

場を小さなライブ会場に移したとしても当分は自虐ネタを余儀なくされ、その禊の日々が明けたらテレビではやれない、本音の毒をこめたお笑いに移行するのはどうだろう。単なる飲食店経営に走るぐらいなら、ここはいっそあの二人がコンビを組んで自分たちの店を持ったらどうなのだろう。
当分、客は来る。罵声的なヤジも浴びるかもしれないが、それも禊である。
家庭もあるし、食わせねばなるまい。共同で小さなステージのある店を持ち、従業員は一人、自分たちも酒を作り配って、それで暮らしを支えながら笑いの感性を鈍らせないように毎晩短いコントでも一年中やり続ければ、そのうち出る芽もあるのではないか。
一人は映画で役者の声が、いずれかかりそうでもある。修羅場を経た時の役者こそ実は使い時であったりもする。

・・・・・とこのところ日韓話題ばかりでたまには他の話題をと考えてみたのだが、この程度のことしか書けない。


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