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Channel: 井沢満ブログ
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YOUはなにしに東京へ

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WTO理事会において韓国に与した国は1カ国もなく、「日韓2カ国間の問題」として突き放された格好である。これさえも「WTOは韓国に同調」と報じる韓国の素晴らしい言い分を、世界もじっくり見物しただろう。

そもそも韓国側が争点にしたがっている「徴用工」に何の違法性もない。当時の徴用は日本人が等しく対象であり、当時の韓国の人々も日本国民であった。
しかも韓国人徴用は戦争も末期のごく短期間でしかなく、給与も基本的に正当に支払われている。また原告の4人は、いずれも日本で就労していた時期には徴用ではなく、単に自らの意志で働きに来た出稼ぎ労働者でしかない。
とにかく、嘘にまみれてやり口が汚い。

福島産他の食品規制に対して、理不尽な判決を下したWTOも今回のように外から見ても明らかに筋違いの韓国の日本への因縁つけに肩入れすることは、さすがに出来ないであろう。今頃、WTO委員への取り込み工作が激しく行われているかと想像するが、委員もカネだか色に転んだら今回はあからさまであり、腰が引けているのではないか。

というわけで、頼みのアメリカにも無視され韓国は逆上「日本に五輪開催の資格はない」とわめき始めた。

面白い。

もし東京五輪に参加したら、「開催資格のない最低の東京五輪にやって来た、恥知らず誇り知らずの韓国」というみっともない構図を自ら作っていることになる。

といっても論理の整合性のない国であるから、五輪にはけろっと押しかけて来るのだろう。日本旅行ボイコットの韓国人たちの果たして何割が、初志貫徹して五輪見物を棄てるか、それも興味のあるところ。

その時は前言を忘れて「スポーツと政治は別」と言って押し寄せ、「放射能まみれ」の日本食を喰らい、韓国では肩身の狭い日本ビールと日本の酒を楽しむのではないか。

五輪前に、ヴィザ緩和の撤廃をすれば、日本の本気度がさすがに彼らにも伝わるであろうが。日本がノーヴィザ廃止の可能性を言っている時に「日本旅行はしない」と息巻いていることの滑稽さに対しても、自覚がないようだ。
ノーヴィザ廃止ということは言葉を変えれば「無条件に歓迎はしない、無理に来て来て頂かなくても結構」という宣言なのだから。
「売らない(かもしれない)」と日本が言っていることに「売れ」と叫びながら、一方で不買運動をする滑稽さにも気がついていない。その不買の対象が半端で徹底していないことにも。


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