突然の訃報に今接して驚いている。どうなさっているかと思っている矢先だった。寂しい。
私の書くドラマを好いてくださって突然腰軽く拙宅を訪れてくださり、すっぴんであることに驚いたがきれいだった。その後ご自宅に招いてくださったこともあり、食事を共にしたこともある。
自分の曲のために書いて、と頼まれ「書きます」と言ったらタイトルは「どんでん」にしてとおっしゃる。突飛なタイトルだなと一瞬ひるんだが、みちよさんのあの歌い方と個性を頭において書き始めたら意外にさらさらと書けて送ったら「鳥肌が立つぐらい好き」と言っていただいた。結局、曲としては実らぬままだったのだが、気に入っていただけ詞をプレゼントできてよかった。
共通の知人に電話して突然のさびしさを分かち合おうかと思ったが、さっぱりした人で、じめじめしたことはお嫌かもしれない。1人暮らしのマンションで倒れているのをマネージャーさんが見つけたという。長患いの果てのご逝去でなかったのをせめてものこと・・・と思わせていただく。
みちよさん、あっちの世界で、またね。「どんでん」第二弾目を私、書かせてもらうから、今度は歌ってね。