ベトナム戦争時、韓国軍兵士が現地女性に性的暴行をして生まれた混血児は『ライダイハン』と呼ばれる。その象徴であるライダイハン像が、昨夏、イギリスの民間団体によってロンドンで展示された。ライダイハンの男性が「“慰安婦問題で日本を攻撃する韓国政府が、韓国人がベトナム人女性に行った行為に頬かむりするのは許せない”としてライダイハン像は、ロンドン中心部の公園でも公開されたようだ。
本来なら日本が、でっちあげの慰安婦や事実に反する徴用工で韓国から攻撃されるつど、反駁せねばならない内容である。
史実にない「性奴隷」も「強制連行の徴用工」も韓国は映画にしてまで世界中にばらまいて 日本軍の残虐さとやらで私たちの先祖に濡れ衣を着せて侮辱しているのだ。ライダイハンも、ベトナム戦争時における韓国兵士のヴェトナム女性へのレイプも残虐な殺害も、老人や子供たちに行った虐殺もまぎれもない事実である。
「性奴隷」とやらが存在したのは、朝鮮戦争当時の韓国であり、韓国女性が物品扱いでドラム缶に入れられ戦地に送り出され「第5種補給品」と名付けられ 韓国軍、在韓米国軍の性的処理に使役されていた。韓国の嘘を鵜呑みに慰安婦で日本に難癖をつけてくる国連だが、国連軍の男たちも「第5種補給品」という名の韓国女性たちを性的処理に用いていた。
国連が、事実に相違する慰安婦を材料に日本を貶めて来ても、日本は国連に対しても黙ってうなだれているばかりである。
日本の慰安婦は、当時は合法範疇(現代の人権の価値観から裁くのは仕方ないとしても)であり、日本軍相手の慰安婦は高給と自由に恵まれていたことは、米国側の調査で明らかである。
「性奴隷」がいたのは、韓国であり、日本ではない。
本来、日本こそが竹島漁民受難像をはじめライダイハン像、韓国慰安婦像を世界にばらまき周知させてもよいところ、日本人はたとえ事実であれ、そのような下卑たプロパガンダはしない。できない。 美点は反転して過剰な節度となり、相手に侮られ、いつしか大嘘が歴史として定着させられてしまう。
相手と同じ下卑た土俵に身を落とすことはないが、反駁すべきはしないと、いずれ子供たちが大人になった時、末代まで嘘を用いて侮辱され続け、自国に誇りを持てない国民にさせられてしまう。
千人を引きつれ韓国訪問をなさるという二階俊博幹事長は、韓国を「表敬訪問」して、何を語るおつもりか。
捏造慰安婦と実在しない強制連行の徴用工で日本を謗るのはやめよ、とは決しておっしゃらないだろう。
「韓国は折あるごとに日本に、歴史を直視せよと迫るが、直視せねばならぬのは韓国である」ともおっしゃらないどころか、脳裏をかすめもしないのではないか。
レーダー照射のことすら忘れていらっしゃるのかもしれず、いわんや韓国に釈明と自らがしでかした違法をあろうことか日本のせいだとすり替えたその卑劣と無礼に対して謝罪を要求することは永遠にないだろう。