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ドイツと日本を並べたら、自爆しないか、韓国

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安倍総理は、実質国賓待遇なので、(その腹のうちはいざ知らず)アメリカが最大級の敬意を示している客人を罵ることは、アメリカに唾するも同様だ、と数日前の文章で書きました。

総理訪米中の韓国人の反日運動は活発で、これはおそらく彼らの狙いとは裏腹な
結果に終わると思いますが、それでも、きちんと反駁しておいたほうがいいと思うこともあります。

たとえば、これ。

 

NYTに「真珠湾攻撃」の広告...安倍首相に過去の歴史謝罪を促す
2015/04/29 03:06 

http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2015/04/29/0200000000AKR20150429005300072.HTML

韓国広報専門家のソ・ギョンドク誠信女子大教授が日本の安倍晋三首相の「過去の歴史謝罪」を促す広告を28日(現地時間)、ニューヨークタイムズに掲載した。

広告はAセクション国際面(8面)の下部に「Attack on Pearl Harbor」(真珠湾攻撃)というタイトルで載せられ、1941年12月7日、日本の爆撃でハワイの真珠湾が黒煙に覆われた写真を背景に挿入した。

 

 

「米国真珠湾爆撃を覚えてますか?」と始まるテキストは日本が第二次世界大戦を介して複数の国に大きな被害を与え、特に全世界の日本軍慰安婦にまだ謝罪と補償をしていないという点を強調した。



またドイツが国際社会で尊敬される理由は、戦争犯罪の心からの反省と謝罪の真正性を見せたからだと付け加えた。

・・・・・・・・・・・・・・・転載終わり・・・・・・・・・・・・・・・・・

まずニューヨーク・タイムズというのが、支社を朝日新聞社内に置くということで、その性質は解りますね。ニューヨークタイムズ英字版は朝日新聞の発行です。
「日本が悪い」が初めにありき、の新聞社です。

パールハーバーが実は、奇襲ではなかった、という説があるのはご存じですね。
アメリカは百も承知で、日本を追い詰め追い込んで戦争を仕掛けさせた。
ABCD包囲網です。

と、その解説は別の機会に譲るとして、韓国人がパールハーバー奇襲をアメリカで
告発するというのも、実は妙な話で、彼らは日本軍にいて日本人としてアメリカに
奇襲を仕掛けた側なのですが?

当時の朝鮮半島で兵隊を募集すると、応募者が殺到したのは事実です。
映画館で戦況がニュース映画として流されると、熱狂していた、と記録にはあります。

他ならぬ朴槿恵大統領の父上、朴正煕元大統領は日本政府に血書まで
出して、日本軍人になりたいと訴え、願いは聞き入れられています。

今になって、人ごとですか。

他ならぬアメリカが、最大級の迎え方をしている「日本」に対して、関係もない韓国が
なにゆえ、ツバを吐きかけるのでしょうね。

わざわざ真珠湾の写真を出して、アメリカの反日感情に火をつけようとするこの姑息なやり口を、私たちは冷静にしかし、目に焼き付けておきましょう。
これが韓国です。そのメンタリティです。

さてドイツと日本を比べて、ドイツを持ち上げ日本を貶めるのは、彼らの定番ですが、
そもそも、同じ地平で論じられるべき筋合いにはありません。

それは私が反駁するより、松原久子氏の反論が簡潔で見事です。

松原久子氏はドイツの大学を出られ、ドイツ語で小説や評論を出されている方です。

その方の言葉が、そのまま韓国人教授への反論になります。

テレビ出演中、ドイツ代表に日本も戦時中、中国、朝鮮、東南アジアで市民を殺戮したから(してませんけどねえ)、ホロコーストは日本の問題だと言われ、

「日本にはアジアの特定民族を絶滅することが優秀な日本人の使命だという論理は存在せず、日本政府がそうした論理に基づく政策を立てたことはかつて一度もなく、占領した地域で目的の民族をしらみつぶしに探し出して、もっとも効果的に安上がりに殺すべきだといった発想そのものが日本人の思惟方法には存在しない。ドイツの犯したホロコーストは戦争とは全く無関係の次元にある殺戮だ」

端正な正論であり、完膚なきまでの反論ですね。

これをこのまま、アメリカでの反日「常習犯」である、韓国の教授に捧げます。

しかし、松原氏はこの発言の後、駅でドイツ人女性に顔を平手で打たれ、「ドイツを悪く言う者は国に帰れ!」と罵倒されます。どこにも、歪んだ愛国者はいます。

しかし、その件が松原氏によりテレビで語られると、松原氏のもとには詫びの言葉を添えた花束など、ドイツの各地から寄せられます。この民度こそ、韓国はドイツに見習えばいいのです。
ホロコーストなど、日本がやってもいないことをあげつらう前に、我が身を省みられよ。

それに、アメリカで国賓級で訪問中の日本の総理にホロコーストをいうことは、アメリカが日本に大空襲や原爆という形でなした、赤ん坊まで含めた非戦闘員の大量殺戮暴きに抵触しかねません。そこには考えが及ばないのでしょうか。

韓国もまたベトナムで大殺戮をやらかした身で、日本に打ちかかるその手は綺麗ではありません。
また自国内で、保導連盟事件他、国民に対して行われた粛清による大量殺人もやらかしているではありませんか。

ということを、日本も言い返しましょう。
言われっぱなしだから、延々と濡れ衣含めた反日が続くのです。

日本弱体化を狙ったGHQが、終戦当時韓国をそのために「使った」と私は思っていますが、
根拠の一つは、憲法論の時に載せたプレスコード内の一箇条です。

1 SCAP(連合国軍最高司令官もしくは総司令部)に対   する批判
 2 極東国際軍事裁判批判
 3 GHQが日本国憲法を起草したことに対する批判
 4 検閲制度への言及
 5 アメリカ合衆国への批判
 6 ロシア(ソ連邦)への批判
 7 英国への批判
 8 朝鮮人への批判
 9 中国への批判
 10 その他の連合国への批判
 11 連合国一般への批判(国を特定しなくとも)
 12 満州における日本人取り扱いについての批判
 13 連合国の戦前の政策に対する批判
 14 第三次世界大戦への言及
 15 冷戦に関する言及
 16 戦争擁護の宣伝
 17 神国日本の宣伝
 18 軍国主義の宣伝
 19 ナショナリズムの宣伝
 20 大東亜共栄圏の宣伝
 21 その他の宣伝
 22 戦争犯罪人の正当化および擁護
 23 占領軍兵士と日本女性との交渉
 24 闇市の状況
 25 占領軍軍隊に対する批判
 26 飢餓の誇張
 27 暴力と不穏の行動の煽動
 28 虚偽の報道
 29 GHQまたは地方軍政部に対する不適切な言及
 30 解禁されていない報道の公表

 

禁止事項の一つが「朝鮮人への批判」というのを唐突に感じませんか?
終戦後の彼らの暴虐は、史実として記録されています。
それについて、批判を禁じるというのです。

戦勝国アメリカは、加害者日本人と被害者朝鮮人という構図が、「悪者日本」を
仕立てるのに、都合がよかったのです。

そのアメリカで、現在国賓待遇でもてなしたい安倍総理に、石を投げているのが
韓国人なのだから、アメリカにとっては戦後政策のブーメランですね。

GHQが当時のマスコミにかけた「プレスコード」という「縛り」30箇条を見ていると、GHQ政策がいかなることを隠蔽、目論んだか見えて来ますね。《17 神国日本の宣伝》
 《18 軍国主義の宣伝》という二ヶ条から、どうやらGHQが憲法を起草した動機についても。

このプレスコードは現在も生きている、という人達もいます。
どうでしょうか。

・・・・・何か条かはそうかもしれません。《19 ナショナリズムの宣伝》は、
愛国教育の禁止ということでもありますから。

現在の日本を、政界教育界法曹界から畏れながら皇室に至るまで形成して来たのは、GHQの思惑ではないかとも思われます。もはやGHQが押し付けてきたプレスコードが日本人の精神の根っこになっているかのような、危惧を覚えるのです。

実はこの文章を書いたのは、安倍総理の演説の数日前なのです。
「予言通り」ドイツのメディアは安倍総理演説を絶賛、一方
韓国は青菜に塩、しょげかえって反省なんかしていて、
どうもこちらも調子が出ません。
韓国は韓国、由緒正しい伝統芸で何が何でも日本が悪いと
元気に叫んでいてくれないと。

いつか書くか書かないか解らない本のことを、このところ考えていたのですが
これじゃあ筆致を相当変えねばならぬかもしれません。
まあ歓迎すべきことなのですが、しかし韓国の反省は歴史上の真実に直面しての
それではないので、根っこが浅くまた元気を取り戻すでしょうか。

慰安婦はまだ言い続けていますが、世界は真相を知らぬまま「いいかげん、
しつこい。いつまで過去を言い続けてるんだ」という論調で、潮目が
変わりつつあります。
後は慰安婦の強制性の無さを根気よく国民レベルで発信して行くことですね。
本来は政府の仕事なのに、やらないからねえ。いえ、まったくやらないってことは
ないのですが、韓国の必死さに追いつかない。

韓流の映画やドラマが俳優さん含めて、時に目を見張る迫力なのは
この、狭い市場で生き残るための必死さ、その迫力でしょう。
あちらの脚本家の必死さを、そのホンで感じることがあり、私など
ずいぶん甘い渡世をして来たなあ、と顧みたりもするのです。
新人でいきなり国内外の賞を得たり、コミックの原作がヒットしたり、
ドラマ低調局に書いた連ドラがあたって、局をあげて、お蚕ぐるみで大事にされたりで、
甘やかして頂いていたし。

そろそろ必死になろうかと、政治問題から我がことに目が行くのでした。


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