中山成彬氏は個人的に存じ上げないのだが、私が最も敬愛する政治家の
お一人でいらっしゃる。
時折ブログを拝見するのだが、下田市議会議員の高橋富代さんの
論文が取り上げられていて、いささか驚いた。
といいうのは、自民党のどなたかのパーティにお招きいただいて
出かけたら「あなたの小説『ゆきの、おと』の愛読者さんです」
と紹介を受けたのが、高橋富代さんだったからだ。
その後取り立ててお付き合いがあるというわけでもないのだが、
私が小説やドラマを書くとブログで取り上げてくださって、
有り難い方である。
そんな高橋さんの論文で、しかも中山成彬さんのブログに転載?
と驚いて一読、更に驚いた。
あの秀逸な理論家でいらっしゃる中山さんが、絶賛なさるだけのことはある。
中韓の日本毀損の核にある、実はアメリカの反日性を
冷静にしかし、女性特有の繊細な筆致で書かれ、情を湛えつつ、
しかしながら情に溺れず、論理構成は緻密で間然するところがない。
小論だが、仮にこれをアメリカの高官に突きつけて、論破できる人はいないだろう。書かれたこと全て事実だからだ。
事実を並べつつ、アメリカが隠蔽してきた闇を腑分けして、陽のもとへ引きずり出すその手並みは鮮やか。NYタイムズのヤクザ記者などにもパンチをくらわし痛快。
私も折々に触れてきた、日本を損ねる2大要素war guilt informationやPress Code for Japanを引き合いに、憲法改正の必然性にまで論理を追い詰めてゆき、小論ながら目を弾かれる思いであった。
中山成彬氏が絶賛、自らのブログにまで転載されるだけのことはあった。
アメリカよ、日本を打つならまず自らの手を清めよ
~幾多のお吉たちへの鎮魂歌~
http://nakayamanariaki.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-d2e0.html