軍艦島の世界遺産登録については、まだむらむらとして
静まっていません。何より岸田外相、佐藤地ユネスコ大使が
自らの失態に気づきさえせず、へらへらしていることに
怒りがおさまりません。さすがにもう気づいたとは思いますが、
ご本人たちの経過報告と謝罪がおおやけになされないので、
気分の悪いこと夥しいのです。
文言が国際法をすり抜けたというのが、岸田外務大臣が
けろっとしている理由のようですが、世界にそんなもの通りません。
「日本が韓国に最終的に譲歩、奴隷労働（ slave labour ）の舞台であったと認める」 英国テレグラフ紙はじめ、各国メディアは手厳しい論調です。
本当に愚かしい間違いをしてくれました。
韓国に騙された、と怒っている人たちがいますが、韓国に関しては
騙されるほうが学習能力がないと言わざるを得ません。
今までどれほど、こっぴどくやられたか学んでもいないのです。
世界へ向けて「誤解を解く」べく政府は文言を用意しているようですが、
誤解も何も、「強制労働」「犠牲者」と言ってしまっているではありませんか。
あの文脈で「犠牲者」と使えば、次に出る文言は「奴隷」です。
性奴隷に続き、労働奴隷のプロパガンダに言質を与えたのが岸田外相と、
佐藤ユネスコ大使です。その非を厳しく自覚して頂きたいのです。
言語を絶する愚かしい失態です。
自らの落ち度を棚に上げ「誤解」などと世界に発信したら、いいもの笑いでしょうに。まず国内に向けて、外相、ユネスコ大使の事情説明と陳謝が先で、
それ以降世界への発信というほうが、まだしもでしょう。
世界遺産問題について語ると、朝っぱらから血圧が上がるので
話題を切り替えますが‥‥・・と言っても、やはり気がかりな
政治外交のジャンルになってしまうのですが・・・・・・
かれこれ、もう20年ほど前のことになってしまうのですが、
某テレビの朝のワイドショーで準レギュラーのコメンテーターを
務めていたことがあります。
ある朝、外国人の日本居住者が増えている、という話題になり、
私は「これから犯罪が増えていき、住みづらくなりますね」
と答えたのですが、20年後そうなっているのではないでしょうか。
20年前はちょっとした外出や散歩に鍵をかけなくても
大丈夫だったのです。
それがいつの頃からか、空き巣が多発するようになりました。
近くのコンビニの、1つは外国人店員のいる店、もう１つは日本人店員だけの
店ですが、歴然と質が異なります。
挨拶、応対、手際のすべて、日本人が上回ります。
外国人の店員は、コーヒー用の紙コップを渡す時、平気で
口をつけるところを、手で触ります。
日本人の店員は、さっと消毒した手で紙コップの底を支えるように、
しかもお辞儀しながら差し出してくれます。
外国人の店員がいる店のほうが近いのと、そこでしか買えないものがあるので、
つい寄ってしまいますが、そのつど滅入ります。紙コップの口を手で触られたら、
注意して変えてもらったほうがいいのかなあと思ったりもするのですが、遠い外国で働いているというのは何か事情もあるのだろうと、口をつぐんでいるのですが、私も日本人の端くれでそこそこ潔癖なので、店員が他の作業をしていた手で
コップの口に触れられるのは、気色が悪いのです。
日本人はまずやらないことですね。
「多民族共生」というのは、結局のところ私が外国人の店で心外な思いをしたり、がっかりしたりすることが、日常で起こるということなのでしょう。
「ここで大便をしないでください」
という張り紙など、外国人が多く住むようになるまで、日本で見かけたことはありませんでした。
張り紙は路上のみならず、エレベーターホールにさえあります。
ゴミの分別守らず、夜中に大声で騒ぎ、痰は道に吐く、行列に割り込む・・・
こういう暮らしに耐えられる自信がある人は、多民族共生は平気なのでしょう。
私は御免こうむりますが、多民族共生の場合耐え難いことの1つは、
人は概ね低きにつきやすいので、日本が長年かけて積み上げてきた
礼儀作法が共生により、崩れ始めることで、すでにそれは始まっています。
1千万人の移民政策については、某大スターさんと民主党政権時代に電話で話し合ったことがありますが、その方は「1千万人の移民なんて、どこに暮らすんだよ、無理」と、あり得ないという口ぶりでした。
しかしあり得ます。「過疎地移住」名目で、日本全国に最初は散らばらせ名目は「農村振興要員確保」「日本人との結婚で、少子化対策に歯止め」など挙げられるでしょうが、彼らは必ず遠からず過疎地は捨てて都会に集結します。
そして問題を起こします。
私が描くシナリオは、中国の少子化政策で、親が罰せられるので第二子以降は届けず、戸籍上は「いないことになっている」子どもたちの利用です。
これら中国に生存していても「中国国民ではない」子たちは、「黒孩子」（ヘイハイズ）と呼ばれ3千万人とも6千万人とも言われています。広大な国土で実態はしれません。
これらの子たちが、とっくに成人しています。中共側の発想に立って考えてみると、日本をそれら戸籍を持たぬ子たち１千万人分の「捨て場所」にするのではないかと想像したりします。要するに日本が移民の大量受け入れを開始したら、黒孩子の一群に急遽、戸籍を与え日本に送り込む。
そして、中国に送金させれば座して日本円の獲得、黒孩子の「処理」が出来た上に潜在的人民解放軍兵士としても使えるので、一石三鳥です。
一千万人は一気に行われるわけではなく、今のところ年間20万人を目標にしているようです。
現実、少しずつ外国人の受け入れは始まっています。
あるエリアを歩くと、行き交う人の会話、携帯で喋る声が全部中国語で臆することがあります。
排外主義ではないのですが、古来の渡来人や帰化人たちのように、日本の礼節を身につけつつ、ゆったりと日本に染まって溶けこんでくれるなら、抵抗感もないのですが、爆買いや観光地に押し寄せる彼らは傍若無人です。
対馬に来る韓国人たちは礼節のなさ以上に、神社の絵馬に反日スローガンを書き残したり、漁場を荒らしたりしています。
この間身なりの良い某国東洋美人が、食事の最中足を組み、組んだ足をぶらぶらさせながら、テーブルに肘をついて食べていた光景を目撃しましたが、ただでさえ日本人のお行儀が悪くなっているときに、勘弁して欲しいのです。
移民政策の失敗はヨーロッパ数カ国で、学ぶ事ができるのにそれらは、あたかも見ないふりでものごとは進行しています。ドイツ、フランス、ベルギー、イギリス・・・・移民政策は成功していません。
自国の首都で少数派になったイギリス人 移民政策・多文化主義の結果
http://www.youtube.com/watch?v=ExFYFdhgq6M
移民ではありませんが、中国や韓国の留学生に日本政府が大盤振る舞いをして、招いていることも気がかりです。移民予備軍のにおいがするので。
礼儀作法は出来上がるまで長い歳月がかかりますが、崩すのは一瞬です。
多民族共生というのは、その一瞬の突き崩しへの引き金になると思います。
人口を意図的に多くするメリットを心得ぬわけではありませんが、失うものの
ほうが大きいと私は思います。価値観の置所で判断は違うと思うのですが、
経済大国でなくてもいいではないですか。品のいい小国で。
自給率を上げて、慎ましく暮らそうとしても日本には観光資源もあれば、
各国から需要のある、技術もあります。小国となっても、さほどの貧しさは
味わいません。いえ、ひょっとしたら今より精神面は豊かであるかもしれません。
新国立競技場と、世界遺産登録については安倍政権を批判せざるを得ませんがしかし、貶めるために貶めている人たちがテレビで発言しているのを聞いていると、それはそれでフェアではなく、こちらの方も気分がよくないのです。
安部総理が新国立競技場のデザイン選択は民主党政権の時であった、
と発言したことに対して「そういう問題じゃないだろ」と切れていた
コメンテータがいましたが、元々口火を切ったのは辻元清美議員であり、
あたかも自民党がデザインを採択したかのような口ぶりで、責め立てたので、
総理は、いやそうじゃないと事実経過を説明したに過ぎません。
安保法案にからめて、アンフェアな言論が目立ちます。
安部総理の答弁内容を採録しておきます。
「新国立競技場については、まさにｵﾘﾝﾋﾟｯｸを誘致する際に、国際ｺﾝﾍﾟをやってザハ案が決定されたが、その時に、国際ｺﾝﾍﾟをやると約束し、その中で監修権等をザハ氏に与えるとすでに決定され、2012年の11月だったか、我々が政権に就く前の話で、事実として民主党政権時代にザハ案でいくと決まり、これでオリンピックを招致すると決まった。
しかしその後、検討を重ねていく中において、確かに費用がかさむというのは、いま辻元議員が仰ったとおり。
そしていま辻元議員が仰った気持ちは、多くの国民の皆様が思っていると私も思う。
これを変える事が可能かどうかについて我々も検討しているところだが、いわば国際コンペをして決めて、監修権も与えたものをどのように保護するか。これはIOCとの関係もある。工期自体の関係もあり、いまそれを止めて、、国際ｺﾝﾍﾟ(で決定したものを)あまりにも費用がかかるから止めて、（更にまた）国際ｺﾝﾍﾟをやって新しい物を決めて・・というプロセスで、新たな新国立競技場を造るのは工期として可能かを、当然考えた上で、既に官房長官が答弁している。
私も辻元さんが仰った思いも持ち、率直にどうなんだと繰り返し事務方にも投げかけてきたが、現在のところいま(説明した)のような答えが返ってきて、官房長官が答弁しているところだ」
「現段階においては、これから国際コンペをやって新たにデザインを決めて、基本設計を作ると、それは2019年のラグビーＷ杯には時間的に間に合わないということ。でオリンピック2020年にも間に合わない可能性が高いという報告を受けているところ」
ーーーーここまでーーーー
誠実な答弁だと思います。これを悪意でコメンテーターが捻じ曲げると、
「民主党が決めたから、って問題じゃないでしょ！」と吐き捨てるような
斬り方で、これは卑怯な印象操作です。
ただ「間に合わない」から続行という意見は私も首をかしげます。
大体ラグビー杯ってなんでしょうか。そのための競技場ではないでしょうに。
ラグビーなら他の競技場があります。ラグビー議員、森喜朗氏の個人的都合でしょうに。
五輪会場も、代替競技場はあるので、そこのリフォームでしのげませんか。
あるいは、もっと実質的な実利本位のシンプルなものを急遽設計、作れば十分間に合いますね。スタンダードな形態なら、さほど設計も施工も時間を要しません。
中身で勝負すればいいので、こけおどかしの奇抜なデザインで国威発揚する必要はありません。
あのデザイン、個人的感想を許していただけるなら、気分が悪いです。
実用から飛躍しすぎた形態は醜いです。