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語れよ、日本人が「されたこと」

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戦没者追悼慰霊祭で、お話させていただくことを記したら
コメント欄に「済南・通州両事件」のことを
書いて下さった方がいらっしゃいました。

済南・通州両事件のことは承知していましたが、
今度初めて、靖国神社で両事件で亡くなられた方々の
慰霊祭をやられるそうで、戦後70年目にしてやっと
犠牲者の方々のご無念が、いくらかでも晴れるであろうかと、
思っています。

わたくしたち日本人は韓国と中国から、「あれをした、これをした」と
言われ続けています。また国内でも日本が一方的に悪かったという考えかたの
人々は中国と韓国と一緒になって日本人を打ち据えます。

日本がしたこと、になっているあれこれ、捏造が多いのですが、
それにしても、日本人は言われっぱなしで攻撃に出ません。

人としては良い性格であっても、外交上は国を損ないます。

言い返す如きことは、日本人の不得意とするところですが
言われる一方で黙っていたら、被害を被るのは子どもたちです。
彼らに負の遺産を背負わせぬよう、大人の責任として
言うべきは言い続けるのがよろしいでしょう。

済南・通州事件もその1つです。

韓国や中国では、「日本人にやられたこと」を捏造含めて
子供の頃から教科書で教え続けますが、日本の教科書は
多くがこれまた「日本人がしたこと」を書き続け、「されたこと」には、
触れません。これでは子どもたちの心が歪みます。
国に誇りを持てず、罪の意識すら抱いて、いつも反省ばかりしていて、
捏造で国を貶められても、黙ってうなだれている国民を
増やすばかりです。

日本人が中国人や韓国人にされたことを、きちんと発信すべきでしょう。
日本の場合は捏造の必要はありません。事実を述べればよいだけです。

しかも中国や韓国は、自分たちがやったことを「日本人がやった」こととして
すり替えて恥じません。

たとえば済南事件。

*虐殺された日本人の遺体が済南病院で検死されている写真が、中国の新華出版社から出された『日本侵華図片史料集』や吉林省博物館に、731部隊が中国人に細菌人体実験をしている写真として掲載され、そのイラストが中学生用の歴史教科書にも掲載された。同様の写真は『朝日ジャーナル』(昭和59年11月2日号)の「東京裁判への道」(粟屋憲太郎)にも、日本軍が進めた細菌による人体実験の一場面として掲載された。また、平成4年11月21日夜10時からテレビ朝日が報じた「戦争とはかくも非人間的な行為を生むものか」と題した番組では、元軍医と元衛生兵が、吉林省博物館に掲げてある「七三一部隊細菌戦人体実験」(実際は、済南事件で虐殺された日本人の遺体が済南病院で検死されている写真)にひたすら謝罪した。

平成4年時点でもまだ、天下のテレビ局が「日本人が中国人にされたこと」を
「日本人が中国人にしたこと」としての認識を持っていたという慄然たる事実。
これでは被害者の日本人が浮かばれません。現地にいた我が国の関係者の人たちもとんだ濡れ衣です。やられたことを、やったこととしてすり替えられ報道されている悔しさに、日本人は鈍感です。
いえ、知らされていないので知りもしないのです。
政府の教育方針の怠慢と、教科書放置のつけです。

従軍慰安婦の嘘はもう100%検証されているのに、いまだ
に言われ続け、日本のマスコミを名乗る人たちが、
元慰安婦が暮らしている「ナヌムの家」に行き、取材などを
している事実に、驚くばかりです。
強制の慰安婦などいないと、バレてきたら今度は女性の人権論に
すり替えて来ていますが、それなら朝鮮戦争のときの米兵相手の
韓国の慰安所は何だったのでしょう? しかも慰安所は、慰安婦問題で
日本を裁いてやまない、朴槿恵大統領の父上、朴正煕元大統領が
設置したものです。
慰安所の形態としては日本のそれが、衛生面他きちんとしていたのに
較べ、杜撰でした。
またベトナム戦争のときの韓国兵達の、慰安所もあったし強姦は
多発しています。

ここで考えていただきたいのですが、韓国兵が現地女性を強姦して
誕生した混血の子たちがライタイハンという名称で
社会問題化するほどいるのに、
戦地で無作法をしていたはずの日本兵との混血児など
問題にもなってませんよ?
また、フィリピンではコッピーノとして呼ばれる、無責任な韓国人の
男たちとの間に誕生した子たちが問題になっています。
日本の男たちは海外で、子供を産ませ黙って国に帰るような
無責任なことはしていません。

現地女性への無作法はどっちですか、という話です。
現地のコッピーノ支援活動に取り組む人たちの意見では
日本人の男性は、知らされると多くが認知して責任を
取るそうです。韓国の男性は、認知や支援をせず、コッピーノの
教育もろくに受けられず、汚物のたまった掘っ立て小屋で
粉ミルクすらまともに摂取できない暮らしを余儀なくされていると
言います。

戦後、引き上げ時の日本人になした韓国人の暴虐。
国内でも「朝鮮進駐軍」を名乗っての、土地の強奪、強姦、殺戮。
その時韓国人に強奪された都内の一等地はもはや有耶無耶で
彼らの持ち物になっています。

 言われっぱなしでなく、日本は言い返さねば
なりません。政府が黙りこくっているので、国民レベルでやるしかないのですが、
本来はこれも、政府レベルで発信すべきことです。
濡れ衣を晴らすにはやるべきことです。歴史の検証ということで
きちんと、記録を残しておくべきでしょう。

こういうことを書き続けていると、嫌中や嫌韓と分類されて
何がなんでも中国と韓国が嫌いと分類されてしまうのですが、
それも気疎いことことです。
いけないと思うことは言わせていただくし、いいと思う点は言います。

声帯の衰えを防ぐために、お風呂で歌っていることは書きましたが、
そのうちの一曲は「釜山港へ帰れ」の朝鮮語バージョンです。
何となく、韓国の俳優さんといずれ仕事するような気がするので
覚えたのです。私の原作で韓国で映画化の話も頂いたりしていたので。

もっとも、この情勢だと韓国の役者さんと組んでのドラマづくりは当面、
無理かなあ、とは思いますが。

末尾になりましたが・・・・・安保法制案についての賛否双方の
意見が尊重されるべきですが、しかしテレビや新聞が
反対意見のみにフォーカスして報道していることに違和感を
覚えています。賛成反対双方を等分に報道すべきこと、当然です。

先程もちらっとテレビを見ていたら、反対デモとシュプレヒコールのみを
映し出し、賛成デモ隊や賛成意見の識者や市民は取り上げません。
テレビドラマの1つの効果として、シーンの終わりにたとえば
「戦争はいけません」と「決め台詞」を言わせ、そこでスパッと切って印象付け、次のシーンへ移るという、初歩手法があるのですが、先ほど見たテレビでは、街頭インタビューの「反対です」で、スパッと切って次の話題へと移り、(やってるなぁ・・・・・)と、いささか鼻白む思いを致しました。戦争はいけない、したくない、は誰しも同じ思いです。しかし安保法制案が即戦争に結びつくかどうかというのは、公正な議論がなされねばなりません。
報道は両意見を並べて提示すべきです。

また安保法制案にともなって、徴兵はあり得ませんが、それも
非常に印象操作風に流され続けているのも気がかりです。
徴兵を懸念する人たちは、第二次世界大戦時の匍匐前進や
特攻などのイメージがあるのでしょうが、現代戦は高度にハイテク化
されていて、急場の素人の寄せ集めなど不要です。

NATOにEUにも入っていず、個別的自衛権だけで戦う姿勢のスイスは
国民皆兵制です。

個別的自衛権のほうが、煎じ詰めれば国民皆兵になるのです。

良し悪しは別にこれが現実です。個別的自衛権のみで
良いという人は、米国との安全保障を捨ててかかる覚悟を持たねば
なりません。その上で自前の軍隊を持つ必要がありますが、
現在の日米軍事一体化したシステムを壊して新たに単独で
日本が軍隊を持つなら、憲法改正の上、国防に値するレベルの軍隊を作り
維持するには毎年途方も無いお金が出て行きます。

自衛隊も軍も要らないという意見の人もいます。要するに殺すぐらいなら殺されたほうがいいという・・・・。意見は自由ですがしかし、赤ん坊まで含めての国民だから、赤ん坊も殺されるにまかせてもよいというのは、いささか大人のエゴではないでしょうか。

リアルに恐るべきは、テレビや新聞における情報戦なのに、
こちらには鈍感で、ありもしない徴兵制に怯えて反対を言っている人たちが
多いようです。本当に怖いのは情報戦なのに、与えられる情報を
鵜呑みにする人たちがまだ多いですね。

安保法制案に伴って徴兵はない、というのは私個人の考えなので
仮に間違っているとしてもしかし、「ない」という意見も報道して
欲しいのです。現状況はあたかも法案により徴兵制は必ずある、と
いう論調です。

思考も選択も自由ですが、報道は一方に偏ってはいけません。
識者と言われるコメンテーターも、この人はこう言う、と前もって
分かる人ばかりになってしまいました。あと、なんだか事象の本質も
真相もつかまぬまま、「意見」ではなく、「感想」を述べる報道をショー化するための、芸能人コメンテーターさんたち・・・・。

こういうことなら、意見や感想はいいから淡々と事実のみを、公平に
報道する局が一局だけでいいので欲しいと思うのです。ニュースのみを淡々と24時間流し続ける局。主観による解説も感想も不要です。

 


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