オーストラリアの運転免許って、今は知りませんが私が住んでる頃は練習は路上でした。
教官が、助手席に乗っていきなり路上を走らせるのです。
メルボルンでしたが、ちょっと街を離れると車も少なく辺り全部練習場の趣き。
わりにすぐ、免許の試験が受けられました。これも試験官が同乗して路上。
私は落ちました。なんでも、横断歩道にまだ、人が渡りきらず、片足残っていたのだそうで、練習がイージーな割には、試験は厳しかったです。
結局、帰国してから改めて教習所に通ったのですが日本は厳しいですね。
初期にちょっと、車は転がしていた程度で何十年身分証明書代わりに持っていた免許証ですが、更新が面倒で失効させてしまいました。
ハンドルの脇にギアがあった時代に取ったので、簡素化された新しい仕様の
車は苦手でした。それに、マニュアルで動かすときの充実感も希薄。
苦労して、こまごまとしたギアチェンジに慣れたのに、何だか肩透しでした。
運転がその頃はまだ、やや特殊技術だったのに、と。
私など下手っぴが車の運転するのは、犯罪に近いので運転はごく初期に
止めたのですが、それでも大変厳しい日本の試験をかいくぐった程度には
運転出来るわけです。
それが、とんでもない技術の人が日本の路上を走らせているのだな・・・・とキモを潰したのが韓国人の免許証です。日本の免許証に書き換えが効く国に指定されているのですが、これとんでもないですよ。
李明博政権のとき、極端に受講も試験も簡素化されて、60時間であった教習時間が13時間に短縮、カーブやクランク走行無しの直進50メートルで免許証交付という恐ろしさ。
日本の厳しい講習と、試験をかいくぐって免許を取得した私でさえ、自覚するほどのド下手。それが直進50メートル走れたら合格?
おっそろしや。
簡単に取得できるので、中国からも取りに来ているよし。
しかし、上海では韓国取得の免許は書き換えできないようになったそうです。
上海は、運転マナーがぐちゃぐちゃの雑踏・・・・あんなところで、韓国仕込みの
運転技術で走らせたら事故はつきものでしょう。
といって、東京でも勘弁していただきたいです、韓国取得の免許を書類だけで書き換え、ケンチャナヨ運転などされたら。
それに、日本人が免許を取りに行ったりもしているようです。何でも費用が十分の一だそうで。 ttp://blog.livedoor.jp/kiminoieniha/archives/53325303.html
これ、いけないでしょう。何のための日本の運転免許取得の厳しさでしょうか。
くどく言いますが日本の厳しさをかいくぐって取得した私でさえ、走る凶器なみに下手なんです。以前はこわいもの知らずで山道をあろうことか、トラックを運転したり、箱根の曲がりくねった道を走ったり、今思うとぞーっとします。
世の中には運転してはいけない人種がいます。2年目ぐらいに悟って、ペーパードライバーとして、優良に過ごしたのでありました。
失効した免許証にはいくらか未練が残りますが、でも返上したつもりでいることにします。