発表当時から、何やら生理的に逆らう気持ちの悪さ、不評マックスで滑りだした
エンブレムでしたが、結局のところ日本人がどこかに持っているアラームが鳴ったような気がしてならないのです。
関係ないといえばないネット民たちが、あれほど熱心に声をあげ、廃案に追い込んだのも日本人としてのアラームが鳴ったからかもしれません。
あのまま公認使用されていたら、傷は立ち上がれないほど酷くなっていただろうし、日本人の生理に逆らったままのデザインを気色悪いなあ、と思いながら使い続けるエンブレムでは、五輪それ自体の勢いさえ削いでしまいそうです。
デザインそれ自体の良し悪し以前に、日本人の感覚に著しく逆らう要素をあのエンブレムは持っていたような気がします。憎まれさえしていたエンブレム。
しかしながら、日本人の感性に逆らうという意味では、東京都のボランティア案内人の制服は、エンブレム以上かもしれません。エンブレムも生理に逆らいましたが、制服はもっと特定国の象徴のようで、なぜ日本人がそれに従うのかというごとき感情まで、そこには伴うからです。
(h ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150902-00000043-nksports-sociより画像を拝借しました)
実際に、李王朝時代の門衛の制服や朝鮮帽子「戦笠(せんりゅう)」をトレースしたかしないかはさておき、それを「連想せざるを得ない」ということが問題点なのだと思います。
まずボランティア案内人の制服の発想を舛添さんが得たのは、韓国はソウルであったという事実。
舛添さんが、なぜか朴槿恵大統領を仰ぎ見て、這いつくばっている事実。
都庁の自らのデスクの肩書と名前にハングルを併記している事実。
その著書で自らの母をオモニと呼んでいる事実、韓国で母の味に遭遇したと記している事実。などから避けられない連想があるのだと思います。
日本の街であるのに、そして五輪の時にも使用されるのであろうに、なにゆえ他国のイメージを制服に使うのか、と。
どの国のイメージを使おうといいではないか、と大らかな意見の人もいるのでしょう。しかしながら、デザイン自体が人に与える不快感がエンブレムの時と同じく、好き嫌い以前に日本を貶める要素を、多くの人々が感じ取っているように思えてなりません。
さてその不快感をどうやって言葉で説明しようかと思っていたら、ネット内に見事に分析した文章がありました。万葉集と同じく、詠み人知らずの中に時として秀逸な文章が転がっていることがあります。
以下転載。
http://www.logsoku.com/r/2ch.sc/korea/1440774108/635
おもてなし制服の早期使用中止と再選考の要望
東京観光ガイド"おもてなし東京"は、海外からの観光客向けに行われているボランティア活動で、来日する多くの外国人の目に触れる上に、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの際にも使われる予定との事。
"おもてなし東京"はまさに観光産業の広告塔とも言える。
ところが、この活動で現在使用されている「おもてなし制服」は、海外の方々向けに行なう観光ボランティアガイドの制服としてはふさわしくないのではないかとの異議がウエブ世論を中心にひろがっている。
そこで語られている主な理由を以下に三つあげる。
1 致命的な欠陥は、帽子を含めてお隣の国の韓服のイメージが強すぎる点で、これでは開催国である日本が表現されないばかりか、むしろ意図的に混乱をもたらそうとしているとさえ疑われるものである。
2 京のみやびや、わびさび、あるいは江戸の、イキ、ハデ、果てはエッジの効いた婆娑羅など日本の意匠は歴史的にも極めて高度で洗練されており、さらには現在は世界的にも知られる「KAWAII」に代表されるようなポップカルチャーを取り込みつつより重層的に発展している。
ところが現行の「おもてなし制服」はこの類希な固有文明圏である日本をまるで表現していない奇妙な野暮ったさとともに、日本らしさの発現を努めて放棄しているようにもみえる異様なものである。
3 本日廃棄が決まった「剽窃疑惑の五輪エンブレム」の選考課程と同様に、本件についても選考課程が不透明である。
こうしたことから、「おもてなし制服」はあらためて広く一般から公募するのが公平公正と考える。
参考に、ネット上では有志による可愛い「はっぴ」のデザインが公開されているが、これは現行の制服よりも軽やかで美しく洗練されているとの声が大きい。
日本人であることに誇りと歓びを感じるデザインであればボランティアガイド諸氏はいっそう奮い立ち、さらに参加希望者も増えるであろう。
東京2020は東京のみならず日本の大イベントである。日本国で開催される日本国民がホストとなるオリンピック・パラリンピックであることを忘れることなく「おもてなし制服」の早期使用中止と再選考を強く要望する。
ーーーー転載、ここまでーーー
またベスト込みの制服では、ただでさえ暑苦しい盛夏の五輪をより、苦痛に満ちたものにしそうです。ベストを脱げば、いよいよ間の抜けた制服になるだろうし。
(ベストはプリントだとコメ欄に頂き、調べてみたら青い ベストとストライプのネクタイを着用しているように見えるが、実際はプリント。それにしても暑苦しいという評をたくさん見かけました。それ以前に、印刷のネクタイとベスト? あんまりです)
いや、本当に不思議でしかたがないのです。
制服の韓流狙いは、おそらく主催者からは否定されると思うのですが、しかしそれにしても、何を基準にこの不快で、みっともないデザインを選んだのか、と。
ヘタウマの垢抜け無さを狙ったのかと好意的に見ようともしたのですが、無理。稚拙で趣味が悪いだけなのです。名あるデザイナー作であろうになぜ? と訝しいのも、エンブレムの時と同じです。
わざわざ日本のグレードをなぜ落とすのだろうか? という・・・・。
見ていると気が滅入って、心が浮き立たないのもエンブレムと共通です。
案内人が持つバッグのデザインも、ダサいの一言につきます。
小学生の工作なら微笑ましいのでしょうが、東京都が幾らこのデザインに対して支払ったのか知りませんが、タダでも嫌な作品で都税をドブに捨ててくれました。
h ttp://rootote.jp/news/collaboration/project/omotenashi_tokyo/(画像 出典元)
バッグの表の丸の赤に、TOKYOという文字をくろぐろとかぶせる神経も、日本人ならまずないよなぁ・・・・・と不思議です。そして、舛添さんと制服で写った人々が手にしたバッグが、例外なく表の日の丸ではなく、裏を見せていることにも違和感・・・・。
そういえば、舛添さんは何かの会合の時に「邪魔でしょ、これ」とデスクの日の丸の日の丸を、どけさせたお方でした。おそらくカメラの視界を遮るので、どけさせたかとは思うのですが「邪魔」、そして日の丸を指して「これ」という言い方は、普通国旗に対しては出ないような気がします。
世界に冠たるアニメの発信地、東京を案内するガイドの制服がこのレベルでは恥ずかし過ぎるでしょう。ネットの発信力再び、と願うゆえんです。何とか声をあげ、変更できぬものか。せめて五輪は別のユニフォームで迎えたいと思います。夏だし、ハッピにねじりハチマキなど、景気が良さそうでほがらかです。
何が悲しゅうて、エンブレムも黒が不吉でしたが、こういう安っぽい趣味の悪い格好で海外からのお客様をお迎えするのか、実にいぶかしいことです。
選考基準と選考過程を公開して欲しいと思います。
エンブレムも制服も、日本への愛と尊敬がないような気がしてならないのです。それが本能的忌避感の原因でしょうか?
デザイナーにはいくら払い、制作費は幾らでしょうか。
エンブレムもそうでしたが、募集のかかってることすら知らない人たちが大勢いたそうです。宣伝にもなることだし、大々的に募集をかければよろしいのに?
都民も何も知らされていず、唐突にこれが街の案内人の制服です、とあのけったい制服を見せつけられたのでした。
そもそも発端から妙に隣国の気配がからむことにも、納得が行かないのです。
もともと、日本誘致を市民団体規模で世界に向けて妨害していた国なのに?
http://blog.goo.ne.jp/toki_1/e/41cc46a8a61329b788b6dfb5010464c1韓国の市民団体が東京五輪妨害工作展開 IOCに告発文送付
決まった途端、平昌と連動で利益はウリにも、と擦り寄ってくる変り身の速さに辟易としています。
ここまで出だしで汚れがついたら、もういい、返上してくれと言いたいのはやまやまですが、そうも行かないのだとしたらせめて「被害」を極力少なくする方向で進んで欲しいと思います。これで膿が出きったとは思えないのです。
少なくとも、この妙な制服が変更されるまでは。
おそらく、日本人が五輪に非積極的であることは、何かの勢力にしたら思う壺なのかもしれません。しかし、黙って乗せられて妙な臭いがつく五輪にさせられるなら、それに対しては抵抗したほうがよいのではないでしょうか。多少は気持ちよく五輪を迎えたいものです。
思い起こせば、都民は五輪招致にさほど関心がありませんでした。IOCもそれを指摘していたと記憶しています。都民に熱意がない、と。石原さんが独りで躍起になられていた記憶。それがなぜ突然、条件が最大に悪い東京に来たのか、あれもこれもいぶかしいことばかり。というようなことを、石原さんの秘書をやっていた弟に言うと嬉しくなさそうな顔をされ、あまり言うと口喧嘩になりそうなので、黙っているのですが。尖閣基金のことも、どうするんだよ、と弟に突っかかってもしょうがないのですが。どうするのでしょうね。ほとぼりが冷め、人々の記憶から失せた遠い将来、さくっと別のことに使うのでしょうか。尖閣を名目に集めたお金、間違っても韓国支援に使われないように。
招致なった時、関係者と、これは当然のことと思いますがアスリートの人たちばかりがテレビ画面で狂喜していました。やるほうと、お金(税金)出すほうとの温度差は今でもあるように思います。のっけから、嫌な話題続きで「お金を出すほう」はより、冷めてしまっているような? 狂喜していたアスリートも競技場に関しては、泣きながらやめてくれと、訴えるという始末で何とも落ち着かない顛末です。
都知事は旧エンブレム入の名刺をそのまま都庁職員に使わせるそうですが、知事に就任早々、さして都知事として急ぐこともないと思われるのに、韓国大統領を表敬訪問、そのための費用が1人100万などという無駄遣いをされた都民としては、今更名刺で節約パーフォーマンスをされても、しらけるばかりです。
知事訪韓の内訳は、2泊3日で、計10人が同行。この11人による外遊の総経費が1007万円。二泊三日で一人100万って、今時の韓国旅行であり得ますか? せいぜい数万でしょう?
舛添知事が宿泊したのはロッテホテル『コーナースイート』(約64平方メートル)で、一泊7万円なのだそうな。都条例によれば、知事の出張の際の宿泊料の上限は2万6900円です。担当部局の承認があれば、上限は守らなくてよいそうで結局、決まりはあってなきがごとし。
しかも、ロッテホテルといえば舛添知事宿泊の前に、反日の舞台となったホテルです。日本大使館主催の、自衛隊創立60周年記念行事が同ホテルで開催予定だったのですが、あろうことか前日、「国民の情緒を考慮する」という理由で勝手にキャンセルされたのです。
以降、政府関連のイベントでロッテホテルは使われていません。前日ドタキャンという非礼を働かれ国としては当然の措置でしょう。
しかし、舛添知事は日本と自衛隊が侮辱を受けたことは関心もないようで、上機嫌の宿泊であったと報じられています。
しかも、ソウル大学では「東京都民の90%が韓国が好き」と何を根拠になさったのか、リップサービス。かつて小沢一郎氏が訪れた時も、大変なリーップサービスぶりで、その一方日本人を貶めるごとき発言があったこと、当時話題になりました。
仮に、韓国の政治家が日本で同じことをやって、彼は韓国で無事にいられるでしょうか? ほとほと、日本人は寛容です。と皮肉をこめて。
舛添氏の1人100万11名の韓国訪問の目的は、結局何であったのかいまだ解らず。大統領への表敬訪問だったのでしょうか。 何のために?朝貢宣言ではないことを、祈ります。
五輪を開催することが、かつてのような国の栄誉であることもなくなりました。
五輪で中国の国威が発揚されたかといえば、チベット、ウィグルは悪印象のまま変わらず、抗日70年で相変わらずの有様だし、ソウル五輪では聖火台の火で鳩が焼け死んだことが唯一の記憶、平昌
五輪は、準備遅々として進まず、降雪すら危ぶまれている始末で、韓国の杜撰さを世界に宣伝しているようなもの・・・・と横目で見ていたら、日本が隣のことは言えなくなった、というていたらく。
政治と利権の構造を、人々がもう知って、五輪自体がかつての素朴な溌剌さを失っています。今後いよいよ五輪も存在感が小さくなっていくような気がしています。むろん、やるからには成功して欲しいとは思うし、いざ始まればそれなりに盛り上がらなくもないでしょうが、東京は地獄のあの季節。大事なニュースは脇にすっ飛んで、一日中テレビは五輪ではしゃいでいるのでしょう。炎暑の開催期間もアメリカの、テレビでのオンエア利権のためだとか。