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Channel: 井沢満ブログ
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日本人が知っておきたいこと・・・

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靖國神社で開催された戦没者追悼国民集会で、玉音放送が流された。日盛りの蝉しぐれの中にあの音声が流れると、いかにもタイムワープして70年前のあの日に自分が立ち会っているかのような、目眩のする感覚。

玉音放送で、戦争に終止符を打たれた昭和天皇のお言葉は知っていても、案外皆さん開戦の言葉は知らないのではないでしょうか。

あの戦争の全てを肯定できぬとしても、全てを否定するのも違いますね。

和平に日本は努力したが、最初からやる気で日本を追い詰めていたのがアメリカ。侵略目的ではなく自衛と、アジアの開放のために、万止むを得ず立ち上がった戦争、という側面があることは皆さん、招致かと思うが天皇陛下もそのように、宣言していらっしゃいます。

以下のサイト様より、現代語訳の必要部分だけ転載させて頂きました。(原文及び読み下し文も、こちらのサイト様にございます)

http://www.geocities.jp/taizoota/Essay/gyokuon/kaisenn.htm

一億の心をひとつにして国家の総力を挙げこの戦争の目的を達成するために手ちがいのないようにせよ。

そもそも、東アジアの安定を確保して、世界の平和に寄与する事は、大いなる明治天皇と、その偉大さを受け継がれた大正天皇が構想されたことで、遠大なはかりごととして、

私が常に心がけている事である。そして、各国との交流を篤くし、万国の共栄の喜びをともにすることは、

帝国の外交の要としているところである。今や、不幸にして、米英両国と争いを開始するにいたった。

まことにやむをえない事態となった。このような事態は、私の本意ではない。 中華民国政府は、以前より我が帝国の真意を理解せず、みだりに闘争を起こし、東アジアの平和を乱し、ついに帝国に武器をとらせる事態にいたらしめ、もう四年以上経過している。

さいわいに国民政府は南京政府に新たに変わった。帝国はこの政府と、善隣の誼(よしみ)を結び、

ともに提携するようになったが、重慶に残存する蒋介石の政権は、米英の庇護を当てにし、兄弟である

南京政府と、いまだに相互のせめぎあう姿勢を改めない。米英両国は、残存する蒋介石政権を支援し、

東アジアの混乱を助長し、平和の美名にかくれて、東洋を征服する非道な野望をたくましくしている。

あまつさえ、くみする国々を誘い、帝国の周辺において、軍備を増強し、わが国に挑戦し、更に帝国の

平和的通商にあらゆる妨害を与へ、ついには意図的に経済断行をして、帝国の生存に重大なる脅威を

加えている。

私は政府に事態を平和の裡(うち)に解決させようとさせようとし、長い間、忍耐してきたが、

米英は、少しも互いに譲り合う精神がなく、むやみに事態の解決を遅らせようとし、その間にもますます、

経済上・軍事上の脅威を増大し続け、それによって我が国を屈服させようとしている。

このような事態がこのまま続けば、東アジアの安定に関して我が帝国がはらってきた積年の努力は、

ことごとく水の泡となり、帝国の存立も、まさに危機に瀕することになる。ことここに至っては、

我が帝国は今や、自存と自衛の為に、決然と立上がり、一切の障害を破砕する以外にない。

             ーーー抜粋終わりーーー

そのまんま、当時の現実ですね。

開戦の詔書は、日本の現代史を知る上で必須の資料だと思っています。

あの戦争を始めたことが選択肢としてよかったのかどうかの論議はあるでしょうが、上記の昭和天皇のお言葉が当時の日本の置かれた状況の全てです。

あと、日本人が心得るべきは「遣日使」と「GHQの前身OSS」の存在でしょう。更にハンチントンの「世界の七大文明」を加え、日本の美意識の根源である「四十八茶百鼠」と精神性の根源である「神道」を心得たら、とりあえず一人前の日本人であろうかと思われます。

といって、私が以上の全てに通暁しているわけではなく、学びの途中で、しかし学びに終わりはないですね。

余談ですが・・・・韓国の与党議員が「ドイツのヒトラーとイタリアのムッソリーニは自殺し罰を受けたが、日王は卑怯にも命乞いして生き残った」というごときことを口走っていますが、事実ではありません。逆です。
マッカーサーに自らを処刑してくれ、その代わり部下の者達は許してやって欲しいと願いでたのが昭和天皇です。

ただ、日本の敗戦も天皇の存続もOSSにより決定事項として、前もって記されていました。

日本は「はめられた」のです。

しかし、天皇をヒットラーとムッソーリニにたとえますかね。ムッソーリは自殺もしてませんが、どの国のムッソリーニでしょうか。最近では安倍総理をヒットラーに例える人もいるようですが、どの部分が似ているのでしょう。

韓国はナチスドイツと日本を一緒にすべく、印象操作に躍起です。

 


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