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佐藤地ユネスコ大使と、岸田文雄外務大臣は国民に釈明、謝罪せよ

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遅きに失した感がある記事だが・・・ユネスコ大使佐藤地(さとうくに)氏の
弁論動画を見つけたので、今からでも記しておきたい。

外務省の腑抜け体質が如実に出た一件だと思う。

外務省も無論、日本弱体化政策のGHQ支配下にあった時期があり、その時代に外務省で出世するにはGHQに従わねばならず、雅子妃の父上小和田恒氏などがその筆頭格のお一人であった。

こういうことを少しでも書くと、早速コメント欄に乗り込んで罵る手合がいるのが
鬱陶しく控えていたのだが、何がなし時代が微妙に移ろっているのか、肌で感じていた抵抗感がいくらか緩んで来た気配。

乗り込んで来るなら来るで、こちらもそれならと、国会における土井たか子氏と小和田恒氏とのやりとりを、淡々と書くまでのことである。事実関係に細かく気を張って用心深く書かねばならず億劫なので、できればやりたくないが。
来たら、あれもこれも明らかにさせていただく。乗り込んでくるならそのつもりで。

小和田恒氏こそは、サンフランシスコ条約の内容を故意にか、過誤でか読み違え国会で発表、日本人の自虐史観の醸成者のお一人であった。
日本は中韓に対して酷いことをして来たのだから、膝を屈し謝り続けねばならぬと「ひざまずき外交」を主張をなさる、こういう日本を損ねる思想のお方の娘さんがなぜ、日本の最も日本的なる価値観と誇りを持たねばならぬ皇室に入られたのか、理解に苦しむ・・・・というのは言葉の綾で、某元総理の発言を発端として、雅子さまが入内に至る流れの一端はつぶさに承知している。

前置きが長くなったが、要するに外務省というところはいまだGHQ支配の頃の、GHQに従順な者が出世し愛国者は外された、小和田氏的残滓をひきずっているのではないかと、思われてならないのだ。
戦後もう70年経っているという言い方もできるが、まだ70年、一世紀は経っていない、という言い方も出来る。

World Heritage - 39th World Heritage Committee 2015-07-05 15:00-18:50

 

 外務省ユネスコ大使、佐藤地(さとうくに)氏の弁論は29分41秒あたりから。

以下全文。問題箇所は色文字にして、拙訳をつけた。

Madame Chairperson,

Thank you for the opportunity to deliver this statement on behalf of the Government of Japan.

It is quite an honor for the Government of Japan that the “Outstanding Universal Value” of this property has been duly evaluated and that, with the support of all Members of the Committee, it has been inscribed on the World Heritage List by a consensus decision.

The Government of Japan respects the ICOMOS recommendation that was made from technical and expert perspectives. Especially, in developing the “interpretive strategy,” Japan will sincerely respond to the recommendation that the strategy allows “an understanding of the full history of each site.”

More specifically, Japan is prepared to take measures that allow an understanding that there were a large number of Koreans and others who were brought against their will and forced to work under harsh conditions in the 1940s at some of the sites, and that, during World War II, the Government of Japan also implemented its policy of requisition.

Japan is prepared to incorporate appropriate measures into the interpretive strategy to remember the victims such as the establishment of information center.

The Government of Japan expresses its deep appreciation to Chairperson Böhmer, all Members of the World Heritage Committee and everyone involved in the process for their understanding of the “Outstanding Universal Value” of the property, and for their kind cooperation towards its inscription.


(問題箇所・拙訳)なかんずく、「解釈戦略」の展開においては、日本は、「個々の施設の歴史的全貌の理解」が可能になるようにせよとの勧告に真率に応じます。

具体的に申せば、日本はいくつかの施設で、1940年代ですが、自らの意思に反して送り込まれ、過酷な条件下で働くことを強制された多くの朝鮮人などがいたこと、また、第2次世界大戦中に、日本政府が、徴用政策を実行したこと、これらの事実を理解できるように措置を取る構えはできています。

日本は、インフォメーションセンターの設立のような適切な措置を、犠牲者たち追憶のための「解釈戦略」の中に盛り込む準備ができています。


      ーーー転載ここまでーーー

強制連行された労働者などいない。

 

それが政府の見解だったと思うが。
戦時徴用を強制労働とみなすかどうかだが、賃金は例外なく支払われ自主的に
日本に渡ってきた朝鮮の人々のほうが圧倒多数である。
それどころか、密航してまで日本に押し寄せていたのであり、戦後数年間で50万人の密入国者がいたことを当時の吉田茂首相がGHQに報告している。
50万人は把握した数字であって、当時の日本の脆弱な護りの中での調査だから実数はもっと多かっただろう。(戦前も密航が多かったが、資料を今とっさに見つけられないでいる)

戦時徴用者も、朝鮮の人々に対しては可能な限り遠慮していて、終戦前の短期間に過ぎず、ほぼ全員朝鮮に引き上げられていらっしゃるが、245名のみは自らの意志で戦後も日本に残られた。

従って現在、本人の意志に背いて日本国にいる朝鮮の方々はいらっしゃらない。

高市早苗代議士に『朝鮮人強制連行論説』を論破して戴きました!

高市早苗氏が、この問題をコンパクトに整理して語ってくださっている。
今更ながらだが、高市氏の説明を「急な質問でお答えする用意が出来てない」という岡田氏のなんという、杜撰さ。日本の、そして日韓問題の基幹に関わる基礎知識すら持たぬまま、外国人参政権を推し進められていた? 本当にご存じないのなら、かける言葉とてない。基礎知識もなく政治などしてくださるな。

「外国人参政権付与」は、強制連行があったということを前提にした論だが、強制連行など日本にあったことはない。

一部朝鮮の人々にとって過酷な暮らしがあったのは事実だが、しかしひとまとめに「強制連行」とするのは妥当ではない。話を広げ過ぎると記述が膨大にならざるを得ないので、ここでひとまず端島の朝鮮人労働者の環境に絞る。

ユネスコ登録の一件は、外国人参政権問題にも関わることだ。

軍艦島の、under harsh conditions (過酷な環境)とは一体何のことなのか、佐藤地氏よ、資料と共に説明をして頂きたい。なさる義務がおありだ。
日本の歴史に関わる根底のところで、(おそらくは)虚偽を世界に発信されたのだから。炭鉱の労務がハードであるのは日本人炭鉱夫とて同じこと。それゆえ賃金が高かった。それに、最も奥深いところは、経験豊富者がやるので日本人だったと聞く。

端島ではないが、当時日本に出稼ぎに来ていた朝鮮人を、日本人同僚たちが歓送会を開いている画像もある。

日韓併合は植民地の、収奪政策ではなく同化政策であり、現地の人々は日本人として遇されていた。それを不満に思う独立運動の一握りはいたが、国対国としては何ら違法性のない、あちらからも望まれての合邦であった。
第一、朝鮮の方々に対する戦時徴用の期間など、ごく短い。

強制連行がなかったというのは、他ならぬ外務省の統一見解である。
佐藤氏は何を根拠に強制された労働者がいたと、おっしゃるのか。
外務省の見解に背いでまで、何をおっしゃっているのか。

軍艦島には、朝鮮人専用の遊郭(現在の風俗)が立派な建物として存在していた。強制連行し、虐待した朝鮮の男たちの性処理をなぜ、日本国が考えてあげていたのか、答えなさい、佐藤地氏。賃金も払われていたからこその遊女の存在ではなかったのか。強制連行した男たちに賃金を払う必要があったかどうか、考える脳もおありではないのか。

forced to work (労働を強制された)が事実なら、なぜ遊郭が用意されていたのか、答えられよ佐藤地氏。岸田文雄外務大臣。

史実に背くことをユネスコの席で述べ、日本と日本の名誉を足蹴にしてまでユネスコに登録することにどんな意味があるのか、答えられよ。韓国に言われるまま、なぜ言い返さず下を向いている?

そもそも、日韓問題の基本と歴史、端島の実情を歴史をきちんと学ばれてから、場に臨まれたのか? 朝鮮人専用の遊郭まで備え、至れり尽くせりであったことすら、調べられていないのか、ふざけなさんな、日本の名誉がかかる大事なことを。

軍艦島こと端島は当時の水準から見れば、文化の粋を集めたような島であったこと、近代化の最先端の明るい島であったことをご存知か。
あたかも獄門島のごときイメージで持っていらっしゃるのではないかとさえ、疑いたくなる佐藤氏と岸田氏の対応の拙劣さである。

動画で見れば、ハートのこもらない英文を機械的にうつむいてボソボソと読み上げるだけの佐藤地氏。片や韓国は堂々と、達者な英語で嘘八白を述べ立てている。

申し訳ないが、声もか細く風采も冴えず、陰気でしょぼんとなさった佐藤地氏を日本の看板として国際舞台に出すのは人選ミスではないか。いったいどういう登用基準なのであろう。

外務省の局長級ポストに女性として初めて登用されたそうだが、外交には裏表、はったりがつきまとう。

佐藤氏がいったい適任でいらっしゃるのか。

第2次安倍内閣の「女性力の発揮」という公約前提なのかもしれないが、くだらない、と言わせていただく。女性幹部登用を価値観として最初に置くから、
女性大臣が次から次、不祥事で短期に消えて行ったではないか。

伺うが、政治というのは生殖器や乳房で行うのか?
なぜ男女にこだわる。女性の活躍に反対なのではない、政治の場に
ゼンダーを持ち込む愚を言っている。適材適所に男も、女も
あるものか。

韓国側の言う「forced labor」を退け、forced to workにしたのは手柄だとして登録を喜んだ、愚かしい佐藤地氏と岸田外相。

細かい言葉のニュアンスなど世界は斟酌などしない。

「無理やり働かされた軍艦島」として、ご丁寧にユネスコに登録させてしまった
重大ミスを佐藤地氏も、岸田外相も国民の前で釈明も謝罪もおありでない。
韓国にやすやすと騙されてしまった、反省とてないのだろうか。

 

「この犠牲者のことを忘れないようにする情報センターの設置」とは何だ。
犠牲者が何人、どのような加害を受けつつ軍艦島にいたのか、資料と共にご説明なさる義務があろう。

岸田外相の基本的政治スタンスには概ね賛同するが、
「自民党が右傾化していると言われるが、保守穏健派があると示すためにも、仲間の応援に飛び回りたい」とは何だ、自民党のどこが右傾化なのか、これもご説明願いたい。まっとうな国に戻ろうとする動きが右傾なのか。左に揺れ過ぎていた日本が真ん中に戻る過程に今あるだけではないのか。

保守穏健? 穏健の結果が韓国から騙されて、日本に濡れ衣を着せた登録をユネスコにすることなのか。

恥というものを知りなさい。

あなた方、いったい日本人でいらっしゃるのか。

あなた方は、やがて大人になる子供たちに先祖が犯してもいない
罪の十字架を背負わせたのだ。

このたびの失態が、登録も官邸主導であるとして官邸側にも責任があるのか、
無いのかそれは知らない。だが表で責任を取るべきポジションにおありなのが、佐藤地氏と岸田文雄氏である。

アメリカが実質抜けた後、ユネスコへの最大の拠出金提出国は日本である。
お金だけ払わされ、ろくに払ってもいない韓国に腕をねじり上げられ、
ねじり上げられたことにすら、しばらくは気がつかなかったお粗末さ。

現在韓国は、「朝鮮通信使」をユネスコに登録しようとしている。史実のまま登録されるなら、それもよい。

しかし韓国がやろうとしているのは、軍艦島の例と同じく史実を曲げた登録なのだ。すなわち、文化の高い韓国が、野蛮国の日本に教えを授けに行ったその一行が通信使である、と。

佐藤地氏や岸田外相の貧相な力量と、ゆるい構えなら、またやられる。

そして安倍昭恵さん。こういう経緯を承知で日韓友好イベントへの毎度の参加、ビビンバをかきまぜ、キムチを掴んで韓国人の口ににこにこ入れていらっしゃるのか、承知で朝鮮通信使イベントへの協賛でいらっしゃるのか。

日韓関係のタイミングによっては、友好関与自体が日本を毀損する行為になることを、弁えられたい。

 追記

折も折、南京大虐殺の記録とやらをユネスコに登録しようとする動きが中国で活発化している、と報じられた。中国側の提示してきた資料を精査しないと、いかなる出自の資料かどうか解らぬが、戦後70年も経ってなぜ今頃、という不審感は、ある。日中の歴史上、持ちだされるべき局面は何度かあったはず。
いや資料としてでなくてもよい、南京大虐殺なるものが言われ始めたのは、戦後社会党の日本人が中国を訪れ、焚きつけて以降のことであろう。
毛沢東すら一言も触れていない。

中国が提示した資料については、具体的に見ていないし調べてないので、漠然とした「印象」しか今は述べられない。

いささか(今の段階で)言い返すなら、自国民大虐殺を繰り返してきたその歴史のユネスコ登録はどうするのだろう。近くは天安門、そしてチベットウィグルでの蛮行は登録しないのか。


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