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Channel: 井沢満ブログ
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日韓通貨スワップ

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時事問題を取り上げると刺々しくなるので、時々迷うのだが
どうなのだろう、書いたほうがいいのだろうか。
書かねばいっそ、気楽ではあるのだが。

最近の気がかりは日韓通貨スワップであり、韓国にとっても
日本にとっても不本意な日韓外相談話を急いだのは、アメリカと
結局韓国側なのであって、経済がからむ。

韓国内企業にはアメリカ資本が食い込んでいるし、
アメリカが善意で、間に立つわけもなく日韓両国に
「やれ」と圧力をかけたのであるが。

それゆえ、日韓通貨スワップ再開は日本の一存では行かぬかも
しれないので、再開反対という声にも力がなくなるのだが。

いやしかし、敗戦国であるということはこういうことなのだ。
立ち直るには、私の知識では計算できないが、100年では
足りないであろう。

多分に、世界のパワーバランスも関係し、アメリカがパワレスに
なる時があるのなら、それも影響するだろうし中韓の自滅とて
シナリオにないわけではない。

日韓通貨スワップで、日本は過去に韓国を危ういところから助けたが、
返って来たのは、お礼ではなく「出し渋りやがって、こんなんだから
アジアのリーダー国になれない」はまだいいほう「必要ではなかった」
「迷惑だった」とまで。

だったら再開はないよ、さよならね、と言えれば話は簡単だが
アメリカの意向が絡むので、さてどうですか。
はねのけられるかな? 日韓談話は、涙を飲んでやらざるを得なかったけれど。
こちらはマイナス面だけでも、結果なかったようだが。

救いは国の命運も常に流動的で固定化はされてはいないこと。

栄華は極めればくだる。敗戦国としての
つらさが永遠に続くわけではない。

日韓通貨スワップとは、簡略に述べれば世界的に信用の薄いウォンを
円の信用性で支えてあげること、である。

検索すればWikiに説明と日韓双方にとってのメリット、デメリットが
載っているが、日本にはデメリットしかない。
メリットが有るとすれば、韓国と取引のある企業にとっては、リスクヘッジにはなる。
しかし、取引なんかしないでくれよ、とは正直な所思う。
日韓断交は現実味がないし、アメリカの圧力でどのみち出来はしないけれど
「極力関わらない、関わらせない」は出来ようではないか?

もう一度書くが、日本にとってはほぼデメリットでしかない通貨スワップを
やって救ってあげても、罵声と蔑みの言葉しか韓国からは返って来ない。
国民の反対の声が高ければ、政府も断りやすくなる。結局、
背後にあるのはアメリカの意向なのだから。国民が
ここまで反対しているので、とアメリカに言えなければ
アメリカの意向優先であろう。韓国の理不尽なまでも日本への
上から目線の援助要求も、助けてもらってのお返しが罵りであるのも、
アメリカありきで、日本が弱いのを心得ているからか。

日韓併合で酷い目に合わせたのだから、日本が韓国を
助けるのは当然という思いもあるだろうが、日本は持ち出しで
韓国の近代化を助けたのである。
本当に困った特殊なメンタリティの国であると思う。
とこういうことを書いても大阪市で通りそうなヘイトスピーチ
禁止法にはひっかかるのだろうか。
だとしたら、日本国民言論弾圧法だろう。


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