テレビ他でちらっと見かけて、対して調べもせず思うままに。
まず、国会。石破大臣の文書読み違え。この方の国防に関する講義を
党本部に聴きに出掛けたこともある身には、残念な成り行き。
ぼーっと起き抜けに見ていたテレビなので、その書類が何かは
記憶になけれども、古いのを読み上げお気づきでないご様子？
これはでもまあ許容範囲として、もう一人、あれどなた？
質問を受けるたび、自分では答えられず若い官僚が
揉み手せんばかりに小走りに背を屈めて近寄り、
耳元で囁くのを横柄に聞いていたあの大臣・・・・
あんまりしじゅう、首がスゲ変わるので覚えやしない・・・・
と自分の無知に言い訳しつつ・・・・
野党に「勉強してませんね」と言われ、「勉強してません」と
言い放ったのには、耳から私、炎を吹き出した。
何だ、この男は。
サラリーマンが、「就業時間に、働いてません」と言い放つようなこと。
学ぶことすら怠った素人が、国会の席に座るな、と申し上げたい。
選挙が近づくにつれ、自民党下げが不自然に目立つなあ、
と思っていた私としてはその尻馬に乗るようなことはしたく
ないのだが、それにしても、あんまりな。
思い出すのは、民主に政権を奪われた時の自民党のあの
傲岸不遜の数々、いや具体的にあれこれ思い出すほど
その頃は政治に関心もなく無知であったけれど、
党のおっさんたちの、ふんぞり返ったさまだけは
感覚で解るので、眉をひそめていた。
無知だが、勘はそんなに悪いほうでもないので、
「今回、民主大勝。自民ボロ負け」と言って、多少
事情通の人からあり得ない、等と言われていたが、
不肖私の予言通り。
ちょうど、あの時自民党から受けていた、ふんぞり返った、
何ともいやぁな姿勢を思い出す。
今回は以前と違い、政権交代はないと思うが。
ただ、それにしても酷すぎないか。
うちわ大臣の松島みどり議員。外務大臣が喋っている
間に、携帯はいじるわ、本は読むわ、あげく大口開けてあくび、
居眠り。
隣で外務大臣が喋っているということは、そこを映されるということ。
自分も映り込むということも、わからぬほどの頭の方なのか、
おおらかなのか？
国会ではないが、宮川典子議員の中３自殺事件への
文章も酷かった。元々、文章力がない方だが、
いやそれは持って生まれた能力で仕方がないが、
しかし、自分が出来てないという自覚を持たず書き散らすのは、
日本語を大切に思う私には、見苦しい。
下手なら言葉にも謙虚でありたい。
それに、下手以前に単語の使い方を間違えられているのだ。
文章能力が欠如していることへの自覚とそれに伴う慎みがないから、
不快な文章になる。
まず作文としての文章で目が滑り、ついで中身に
ひっかかった。中３の自殺に対して、悲憤慷慨していらっしゃり、
それは私とてそうだが、しかし何だこの上から目線は、と
思ったのは、彼女がわずか５年間の教員生活の
間に２人も教え子から自殺者を出しているというのに、
それに言及していないのはなぜだろう。
元教師としての心の痛みが伝わって来ないのだ。
悪いが、私は言葉のプロの端くれである。こもった思いは
文章の巧拙に限らず、解る。
母校サッカー部のいじめと言うには、程遠い凄惨なリンチが
あった時には口を閉ざしたままスルー、自らの圏外の事件には
とうとうと、ご意見を披瀝される。全国的な話題に
乗っかっての自己アピールなのか？ とさえ
申し訳ないが思ってしまった。表向き正論であっても心のこもらない、
上滑りの文章を私は半ば本能で受け付けない。
この方、党の名をちらつかせ素人に恫喝めく言動をなさることが、国会記者に
指摘されているけれど、ほどほどにされたい。
・・・・それやこれや、マスコミの論調と軌を一に自民党と議員叩きを
する気はないのだがしかし、また傲岸不遜という名の自民党病が
発症したかな、と思うのだ。今回は政権を譲り渡すごときことには
ならないだろうが、今の姿勢を続けていると、いずれ衰退しかねない。
男女、何人か政治家の方々にも接触したが、何とまあレベルが
低い・・・・と思うことも多い。え、政治家ってこの程度でなれるの？
と、一匹狼の世界で体張って生きて来た身には、ぬるい。
党の勢いに乗っかっただけで、中身の伴わぬ
新人議員少なからず。それは民主の時も呆れるほどであったけれど。
ことに、比例は止めてくれ。政治しながら歌を歌い、子育てもします、
という候補者もいる。しかも内縁の夫は、未成年少女売春に
からみ２度目の逮捕が去年。少々下品、よろしいでしょうか。
（ぐぉら、おんどりゃ、なめとんのけ！）
実感からして、議員は今の半分か３分の１でよろしい。
下手な議員はむしろ、国会の停滞と障碍。素人が多すぎると私は思う。
そこは言わせていただいても許していただけると思う、
修行日々おさおさ怠らず、腕一本を頼りに業界を長く泳いで来たのだから。