もうたぶん、確か・・・・・30年以上も前に書いた物語を、なぜかイタリアの人々が
好いてくださっているらしく、アニメ化されたのがしきりに再放送されたのですが
今度はオペラになって上演されています。
セットも重厚で見事なんだそうで、画像を送って来ているのですが
メールの不具合で受け取れないでいます。
イタリア語の断片で検索して、やっとポスターらしきものを
拾いあげました。
ポスターではミュージカルと書いてあるのかなあ?
でも、送って頂いた音源を聴いたら朗々たるアリアだったりしたような。
こちらが配役表です。
http://www.georgieilmusical.com/#!il-cast/c254g
物語の中で一番人気だったアベルという人物に配役された役者さん。
なるほど・・・・という感じです。
自分の作り上げたキャラクターが、血肉の通う人間として立ち上がって動く・・・・
昔の作品であることもあり、今や半ばひとごと。
作品が独り歩きするというのは、こういうことなのか、と思っています。
今後も本格的に上演をするそうで、ご招待を頂いているのですが
もう3時間以上のフライトは億劫でご辞退したのですが・・・・
ふとローマに着物で行ってみたくなったりもしています。
今年、8月以降年内、空いている時期に上演されるようなら、行ってみようかと・・・・・・
しかし、ポスターには自分の名が・・・・・よもやイタリアで「作者」として紹介される日が来ようとは思わなかったなあ・・・・・
海外でドラマ作品が幾つか賞を得ているのですが、それは共同作業の
一人としての紹介なので、今回のように「作家」としての紹介は
海外では初めてかもしれません。
この物語も波乱万丈なのですが、人生もまた思いがけない驚きに満ちています。
物語の舞台は、シドニーとロンドンなのですがこれほどイタリアで愛して頂けるなら、ローマかフィレンツエ辺りを舞台にしてあげればよかった。
・・・・・えっと、ギャラはごく僅かです。収益は必要経費以外全部慈善に
回すので。物語が、イタリアの人々の福祉に少しでも役立てるなら
それも、さらに嬉しい、これが本当に嬉しいかな・・・・?