突拍子もないことを考えたのは、ふと青島幸男氏のことを
思い出したからです。
青島氏は「世界都市博覧会、中止」を公約に、選挙運動は
何もせず、すんなり当選してしまいました。
当時は関心がなかったので、そのことの是非は解りません。
ただ今回の五輪は、当初言われていた予算の6倍で2兆円近くです。
「東京五輪の運営費1兆8000億円 当初見込みの6倍」(NHK2015年12月18日)スポンサーからの収入の見込みは4500億円程度で、大幅な赤字。
これは詐欺でしかないでしょう。招致ファイルに東京の7,8月がアスリートに
最も快適な季節である、という詐欺文言を筆頭に、東京五輪は
嘘だらけ。
返上するとなると、違約金も莫大かもしれませんが、2兆も払う必要は
なさそうな? 無知で解りません。
出来ることなら、賄賂問題が「清く正しいIOC」(皮肉です)の
倫理観にひっかかって、あちらから開催権を取り上げられたら
ありがたいのですが。
一体誰が、必死に東京五輪を開催したがっているのか、
一般国民は結構、冷めているように見受けます。
招致が決まった時、テレビ画面で伝えられた歓声、抱擁、涙など
あの熱気が一般的かと思ったらそうでもないのですよね・・・・。
2兆あれば・・・・いえ、収入を差っ引いて仮に1兆としましょうか。
保育所や保育士の給料アップなど他に、使いみちがあるような。
算数が不得意なので、妙な計算をしているかもしれませんが
言いたいことは解っていただけるでしょう?
世界規模の競技大会は各種目ごとに、大会をコンパクトに慎ましく開けばよいと
思います。放送権などは、介在させず。
当初の見込みは3千億円、それが蓋開けたら2兆ってなんですか。
お金を出来るだけかけたい連中がいるってことでしょう? 自分の懐を肥やしたくて。
猪瀬さんも、決して透明な人ではありませんでしたがこの人の唯一の
長所は、競技場は在りものを使い、せいぜい補修程度と、
「世界一カネのかからない五輪」をツイッターで標榜していました。
ところが・・・・・・“消されちゃった”。
待ち構えていたようにまだ使用可能な国立競技場が、ガンガラ壊されました。
これを使われたら、俺達が儲けられねえよ、とばかりに。
そして、けったいな、あの日本の・・・・・神宮の森とは水と油の
あの違和感満載のザッハ案。
これがまたずさんな計算で、金食い虫。そして違約金を払って
他に差し替えたら、あろうことか聖火台がない。
それから不祥事に継ぐ不祥事。
ふと気づけば、五輪建設にあたっての人手不足を口実に、
大量の外国人労働者の受け入れが、さくっと、ごく自然に
行われそうです。形を変えた移民受け入れになりかねません。
繰り返し言っていますが、“予言”していますが・・・・・・まだまだ不祥事は
続きます。そして五輪開催時に最大の不祥事が起きるかもしれません。
というわけで、私は公約に「五輪返上」を掲げる第二の青島幸男氏が
出てくれぬかと、夢見ているのです。
以下、産経新聞
http://www.sankei.com/sports/news/151219/spo1512190006-n1.html
東京五輪費用、1兆8千億円 当初の6倍、大幅な公的資金投入避けられず 大会組織委試算
転載ここまで
テロ対策のための予算を最初は組み込んでなかった、とかアホくさい理由を今更並べ立てられても。まずはじめに、普通よぎりませんか? 世界各国から大量に集まる人=テロの危険増大、と。
そして、もうはや熱射病で人が倒れているというのに、7月、8月の東京の炎暑地獄。海外からの、日本の夏に不慣れな高齢者、幼い子がやられます。
欲にまみれた人たちは、そんなことどうでもいい。
日本が大嘘をついて招致したことが世界規模で非難され、侮蔑を受けても
懐に、金がうなればいい。
「立候補ファイル」も嘘っぱちの詐欺文言。組織委の運営費は3013億円、東京都が会場の新設などで支出する額は1538億円ですと。
いったん招致なったとたん、あれにカネ要る、これが思わぬ出費で、と
簡単に膨らみ、3千億があっさり2兆に化けて現在。
国民はさほど敏感に反応していません。興味がマスコミで
騒いでいるほどないせいではないですか? 身の回り見てみても
浮かれている人は全くいません。私のような積極的反対者も
そうはいないでしょうが。
毎度、不快な話で失礼します。
以下、日本の男子高校生たちのユーモアと、技術、その団結力に
感心した動画です。海外でも絶賛されています。
こういう競技が五輪に欲しい。ユーモア点も加算されるような。
2014 山城高校ウォーターボーイズ「アナ雪」
どうしようもない子はどうしようもなくアホですが、最近素晴らしい子、賢い子も
増えています。
結局、巷間言われる如く団塊世代のおっさんと、おばさんが最悪であるかと、思い知っている今日このごろ。