テレビ番組の賞の東京地区審査員を仰せつかり、私もドラマ部門で
たぶん過去に2回ほど頂いた賞なので、心して選ばねばと
思っているのですが・・・・
審査員に選ばれるということは、私が手がけたドラマの受賞は無しか・・・
と思っていたのですが、内容を見たらドラマの審査ではなく
別の部門でした。何がなし、ほっ。
そして、候補作のDVDが送られてきたのですが・・・・
なんと11枚も。
ということは1時間ものとして11時間。2時間ものなら22時間
見続けることになるわけです。
うわぁ、エラいこっちゃと作品リストのタイトルを見たらどれも
勉強になりそうなものばかり。とりあえず、ホッとしました。
まだ読んではいないのですが、審査のためのガイダンスが細々と
指示されていて、おそらくこれは公正を期するための注意書きでしょう。
作品を見る順番まで、ガイダンスがありました。
見る順番で印象が変わる・・・・最後に近く見るほうが印象に残る、という
傾向から、見る順番は抽選で決まったそうで、そこまでやるか、と
いささかびっくりです。
「出来るだけ同じ条件下で見ること」とも書かれてありました。
一つはシラフで、一つはほろ酔いで見るようなことは
やめてください、ということでしょう。
そして評価を書くチェックシートが同封されていましたが、それでは終わらず、
来月、某局の一室で他2名の審査員の方と
協議して東京地区から推す作品として選び、それから
更に中央の審査会で受賞作決定という段取りです。
ここまで厳正だとは思いませんでした。過去2度ほど頂戴していますが、
この間の芸術祭の賞と同じく、軽く考えていたのです。
芸祭もこの間の受賞の他に、過去に1度か2度受賞していて、
他にも国内外、賞がわりに多いほうで、気軽だったのです。
いやどうして、厳格です。
1日1枚をめどに、丹念に拝見しようと思います。当分、
映画のDVDはお預けです。
と書いて来て、この程度の口外ならいいだろうと思って書いたのですが、
ガイダンスを読んでみて口外、全てまかりならぬとあれば
あしからず、削除です。