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荒谷卓・明治神宮至誠館 館長へのメール

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荒谷卓様

秋冷の候、ご機嫌麗しくお過ごしでいらっしゃいましょうか。

鼎談掲載のご著書を拝受致しました。
少しずつ拝読していますが、時により
日本や政府のありように感情が
波立ちます。

しかしながら、繰り返し拝読して必要なくだりは
暗記して人々にお伝えしたいと存じます。

明日は、靖国神社の秋の例大祭にお招きを受け
参上致します。

 井沢満 拝

 

時間がある時、中身を少々紹介したいと願っていますが・・・・

拉致問題を自衛隊が人ごとに考えている、ということに
日本の病理が潜んでいると思っています。それはおそらく、
敗戦以来、GHQの仕込んだ計略と受けて変質してきた
皇室問題にも関わるかと、愚考しています。

館長へ宛てたメールはで、「暗記して人に伝える」は本気で
そう思っています。

館長とは何度か食事の席をご一緒させていただいて、
ただ一点、皇室に関して考え方感受性の違うところが
僭越ながらあるのですが、これも腹を割って話せば
解っていただけるか・・・・・と実のところ思っています。

安倍政権が、国防上そして日本国の自立上、どうしても必要な改憲へと向けて、
全精力で舵切りを、それも有限の日数の間でなさなければならぬ時、
「摂政」を使えば、どうということもなく円滑に運ぶ「生前退位」とやら、
摂政制度を敢えて拒否、政治に要らざる混乱と停滞の時が生まれている
状況を憂えています。それと共に、一見何ら生前退位と関わり合いのない
「女性/女系天皇擁立論」が当たり前のように、軌を一にして沸き起こったさまに
懸念を、感じています。

 

・・・・・・さて上記の問題とは別に、以下の書物もこれは人様から
頂戴しました。続けての、自衛隊関連の本であり、これは学べという
天からのアドバイスかと思っています。

二冊を並べると、すわ日本の右傾化かと色めき立つ層がいそうですが、
両著共に、語り口も筆致も極めて冷静、穏やかで理詰めです。

わたくし自身もこのような書物二冊を立て続けにご紹介すると、
すわ、右翼と言われかねないのは承知ですが、国民として
普通に日本と、それが有する伝統と文化を愛する者であり、
壊されることを忌避する1人の平凡な国民に過ぎません。

秋にしてはすっきりと晴れ上がることの少ない、じめついた日々が続いており、
これが祭祀のありようと、関わりあるのかないのか存じませんが、
わたくしは被災地ご訪問や、式典ご参加、海外への慰霊の旅が
天皇陛下の責務とは思っておりません。
ただ、祭祀ありてこそという考えです。

 

誤変換その他、文章上の瑕疵は後ほど推敲致します。


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