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Channel: 井沢満ブログ
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伊勢神宮参拝

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伊勢市には電車で向かい、駅のコインロッカーに荷物を預け、駅前から延びる

参道を歩いて外宮へ。

「御垣内参拝(みかきうちさんぱい)」というのもしたくて、そのためにスーツにタイという

出で立ちである。

御垣内というのは、通常垣根の外から参拝するのを、内側に入れて頂くのである。

式年遷宮のための寄付を2千円以上すると、内宮外宮共通で誰でも入れて頂ける。

しかし、男はスーツ(上着を来て、スニーカーの類でなければよいと聞いたが、私は

念のためスーツにネクタイをして訪れた)、女性も上着を要求される。

伊勢神宮一体が砂利道で、ヒールのある靴はお薦めしないが、とりわけ

御垣内参拝は、玉砂利が大きく凹凸が半端ではないから、ピンヒールなど不可能、

要注意。

同行した人も同じことを言っていたが、外宮の「気」のほうが、男性的といおうか

強い。いい意味で荒々しい。

勉強してないので、意味は解らないがひょっとして外宮には内宮を護るごとき

役割でもあるのだろうか。

外宮参拝を終えて、バスで内宮へ。15分ほど乗ったか?

20年前参拝した時より、うんと長い歩行に感じた。

鳥の声がしきりで、空気は森閑と澄み渡り、同行の人は風邪で

ずっと咳き込んでいたのだが、伊雑宮、外宮、内宮と神域に身を置いている間、

咳が止んでいた。

外宮の参道半ば・・・・

同行の人が霊感強い人で、「この木のここ、何か来る・・・・」と手をかざしているので

見たら、これは私が気づいたのだが、神様が顕現していらっしゃり、四方へ(光背)オーラを

放っていらした。

とりわけしめ縄も張られず、柵で囲まれているわけでもなく、ひょっとしたらごく最近現れた

神様でいらっしゃるのかもしれない。

星の第一発見者になったような気分を味わったが、気づいた人は他にもいるかもしれない。

しめ縄と柵の結界で保護される前に、素手で触れさせていただけて、幸運なことであった。

このたびの参拝ではなにか、不思議が起きる気がしていたが、これがそうだったのかもしれない。

光背を背負い杉の幹に顕現されていた神様のお姿はいまだ目に焼き付いている。

伊雑宮、外宮、内宮と当然のことながら個人的お願いごとなどいっさいしてはいない。

世界平和、日本の安穏と発展、皇室弥栄。

この3つだけである。

傍流の神様お一人のみには、いささか個人的祈願は込めたのだったが、これも

自分一人だけのことでもない。

無事、外宮内宮と参拝を終えても、まだ10時前。日帰りも十分可能であろう。

精進落としで、おかげ横丁に至る商店街で松阪牛の丼を頼んだのだが、もともとの肉好きではなく、

レアが苦手、言っておいたのだが、それでも生焼け、赤身が気持ち悪く再度頼んでチリチリに火を入れてもらったのに、

ご飯にうっすら血が滲んでいるのを見たら食べたくなくなった。

口の中が気持ち悪いので、口直しに赤福本店に行き、赤福を食べた。

その後、あわびの串焼きを路上で買った。

赤福の本店もそうだが、古い家屋だが路上に面して開いたオープンテラスみたいな

店が多くて、寒い日は入るのに気後れする。

火鉢が置いてあり、おそらく江戸時代からの店のしつらえを

守っているのであろう。

雨に打たれると桜の花びらが浮き出るという和傘を、着物用に買おうかと

思ったのだが、雨に和服はめったに着ないし、傘を東京に持ち帰るのも

難儀なので諦めた。

同行の人が、財布を休ませてあげるという財布用風水座布団を買っていたので

私もつられて、買った。

傘で諦めた桜模様の、財布さん用座布団である。

江戸娘の衣装のような布地の座布団で、愛らしく華やかである。

 

 


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