田母神俊雄さんと西村眞悟さんの、選挙結果に関心を多大に寄せている。
このお二人の得る結果で日本が変わるか、変わらぬか。
キーパーソンだと思っている。
その西村さんの最近のブログが興味深かったので、抜粋させて頂く。
http://www.n-shingo.com/jiji/?page=1042
前略
戦後体制からの脱却、日本を取り戻す。安倍総理も言っている。大賛成である。
しかし、日本を取り戻すとは、具体的に何を取り戻すのか、安倍総理は言えない。
だから私が言う。
日本を取り戻すとは、
奪われた憲法を取り戻すことだ。
武装解除された軍隊を取り戻すことだ。
教育勅語を取り戻すことだ。
総理大臣が正々堂々と靖国神社に参拝することだ。
そして、
拉致された日本人を取り戻すことだ!
尖閣を力で守り抜くことだ!
後略
ーーーーーーーー 抜粋ここまで ーーーーーーーーーーーー
尖閣に加えて、竹島の奪還を言って頂きたかった。
そして・・・・
西村眞悟氏が上げられた「日本を取り戻す」ための条項に、わたくしは更にもうひとつ
付け加えさせて頂きたいのだ。
「壊されやせ細った日本語を再び日本人の手に取り戻す」
ゆとり教育の弊害の結果であるが、しかし源流を辿ればその昔GHQが仕掛けた日本弱体化政策に結局は行き着く。
日本文化の衰退は、日本語の衰退と密着している。
言葉とは実にその国の文化に他ならぬ。
言霊のさきわう国と言われた国の民が有していた言葉はかつて豊穣であった。
商売にしろ科学にしろ政治にしろ、人は「言葉を用いて考える」
従って、言葉が貧相になればあらゆる分野での思考が貧しくなるのだ。
交ぜ書きはなるべく止めようではないか。文章を見た時の視覚効果も
日本語の特徴であった。日本語の達人の一人である三島由紀夫もまた
視覚としての日本語に敏感な人であった。
交ぜ書きは文の姿として美しくない。
日本語を成り立たせている要素は3つある。
「姿」と「響き」と「調べ」である。
古来日本人は俳句や和歌で、その三要素を磨いて来た。
しかし今、美しい日本語、豊かな日本語は絶滅種に属しつつある。
言葉を護ることは実に国を護ることなのだ。
かつて安倍さんが「美しい国」と表現なさったが、具体的な
美しさの提示はあっただろうか。
わたくしはまず、日本語を美しい国の特性として挙げたい。